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背番号19といえば

2021年03月11日 | 背番号の話
背番号の話、残り6回です。今回は19になります。

10番台の例外に漏れなく、基本的には投手番号です。
でも、一番印象強いのは“生涯一捕手”“月見草”の野村克也でしょうか。
入団3年目からレギュラーに定着し、翌年に本塁打王を獲得。
その後は8年連続本塁打王を含む、戦後初の三冠王に輝きます。
打点王にも6年連続を含む7度輝き、2,901安打、657本塁打、1988打点を記録。
南海ではプレイングマネージャーとして、その頭脳を捕手だけでなく監督しても発揮。
選手としては出場試合数2位、本塁打数2位、安打数2位、打点数2位とタイトルは軒並み歴代2位であり、
監督としては出場試合数3位、1565勝を挙げ、1563敗は最多記録です。
一の位と十の位を足して10になる数字を縁起が良いと言って好んでおり「19」を背負っています。
なお監督時代は同様の理由でヤクルトでは「73」、阪神では「82」、楽天では「19」でした。
その南海「19」を引き継いだのが“甲斐キャノン”ことソフトバンクの甲斐拓也です。


野村以外はエース級の好投手が多く、近年はその傾向が強くなっています。
古くは東映の“怪童”尾崎行雄、【空白の一日】の影響で巨人から阪神へ移籍した小林繁。
最近では巨人の上原浩治、菅野智之、阪神の中西清起、藤浪晋太郎、中日の吉見一起、
広島は野村祐輔、ヤクルトは石川雅規、横浜では中山裕章、小桧山雅仁、山崎康晃のリリーバーの系譜。
オリックスでは金子千尋から山岡泰輔へ、ロッテは唐川侑己と好投手が揃っている。

中でも日米通算100勝100セーブ100ホールドを唯一達成した“雑草魂”上原浩治は特筆すべき存在でしょうか。
「19歳の浪人時代を忘れないために」と「19」を背負い、20勝で投手三冠と新人王。
日本では最多勝2回、最優秀防御率2回、最高勝率3回など112勝33S23H。
MLBではボルティモア・オリオールズ、テキサス・レンジャース、ボストン・レッドソックス、シカゴ・カブスの4球団で22勝95S81Hと活躍。

なお、MLBでは“火の玉投手”ことボブ・フェラーが「19」を背負い、266勝で最多勝6度、最多奪三振7度でインディアンスの永久欠番に制定されています。


そんな19番を背負うのはディフェンスに定評のあるゴトゥーさんです。


参考記事
【背番号物語】
【背番号物語】野村克也
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1 コメント

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2021-03-11 19:26:24
ゴトゥーさん、うーん? 19番で似ている人はいないけど、富士見草が良く似合う!
19歳は何してたのでしょう? 
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