SSSB 新前橋町壮年ソフトボール

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背番号66といえば

2021年04月22日 | 背番号の話
蕎麦屋のあとはうどん屋を書かないとバランスが悪いですよね。
今回は背番号66についてです。

2003年、いきなり20勝を挙げてリーグ優勝、日本一に貢献したダイエー8年目の斉藤和巳。
エースの称号にこだわり、4年連続二桁勝利となった06年にも18勝で2度目の最多勝、沢村賞に輝く。
その背中に一貫して輝いていたのが「66」。

同じく8年目に10勝を挙げてブレイクしたのがヤクルトの山田勉。
大洋の石井忠徳。通算28試合の登板で1勝1敗、「66」のラストイヤーに打者へ転向し、
のちに横浜“マシンガン打線”の一番打者となった石井琢朗です。

「66」は投手より打者、特に守備力を誇る職人タイプが目立つナンバーと言えます。
筆頭格はロッテ・岡田幸文。育成ドラフトで入団し、1年目の開幕前に支配下登録されて快足と外野守備で台頭。
2年目には“史上最大の下剋上”を完成させる決勝打を放った“育成の星”。
守備範囲の広さから各チームから「ヒットを損している」と称され、通算本塁打ゼロも異色のいまや“育成のレジェンド”。

日本ハムで現役最晩年を過ごした落合から四番の座を奪ったのが西浦克拓。
3年目から「66」を着け、ブレイク後も背負い続けた少数派。
広島と西武で「66」を着けた木村昇吾は卓越した守備力の持ち主。
楽天で長く「66」着けていた西村弥も内野守備に定評がありました。

阪神は好打者が並び、将来の四番打者と期待された濱中治から、内外野をこなす守備も魅力の前田大和が継承。
「0」の印象が強烈な広島の長嶋清幸も最初の背番号は「66」。

出世番号で特筆すべきは近鉄で5年目まで「66」を着けた中村紀洋。
フルスイングする姿が印象的な長距離砲だが、三塁守備も巧みで「打撃よりも守備が好き」と語る“守備の人”でもあります。

現在、中日の主砲であるビシエドが「66」を背負っています。

SSSBではスーパーエースのユキちゃんです。
投手・斉藤和巳と打者・中村紀洋が一緒に存在しているような投打の活躍、益々期待しています。

参考記事
【背番号物語】


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