SSSB 新前橋町壮年ソフトボール

最近は4代目管理人が好き勝手に野球やメジャーのことも書いています。

最下位から頂点へ

2021年10月28日 | スーさんのこじつけコラム
昨日、パリーグでオリックス・ブレーブスが25年振りにリーグ優勝となりました。
また、先日ヤクルト・スワローズが6年ぶりのリーグ優勝となりましたが、
前年最下位のチームが両リーグ共に優勝するのは史上初なんだそうです。
しかも両チームともに2年連続最下位からのリーグ優勝でした。

一方で、昨年リーグ優勝のチームが共に負け越しとなりました。
ソフトバンクは60勝62敗21引分で勝率.492、
ジャイアンツは61勝62敗20引分で勝率.496となり、
こちらも両リーグ共に前年優勝チームが負け越すのは史上初。

まぁジャイアンツはCSを奇跡的に勝ち抜いて日本一になる可能性を残していますが(笑)

そういえば、東地区壮年ソフトボールでも「1勝もできない屈辱的な最下位」から、
初優勝に輝き、そのまま新時代まで三連覇しているチームがありましたね。
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143試合のNPBはプレーオフすら始まらないのに162試合のMLBはWシリーズ出場チームが決定

2021年10月25日 | MLB
MLBではポストシーズンも大詰め、両リーグのチャンピオンが決定しました。
両リーグともにワイルドカードが勝ち残っていたので、
ボストン・レッドソックスVSロサンゼルス・ドジャーズのワイルドカード対決を密かに楽しみにしてましたが、
アメリカン・リーグはレッドソックスを破った西地区の覇者ヒューストン・アストロズが、
ナショナル・リーグはドジャーズを破った東地区の覇者アトランタ・ブレーブスが、
それぞれ勝ち上がりました。

アストロズは2019年以来2年ぶり、一方のブレーブスは1999年以来22年ぶりのワールドシリーズ出場となりました。
昨年の覇者ドジャーズは惜しくも敗れ、二年連続世界一は達成できませんでした。

アストロズは4番DHのヨルダン・アルバレスが先制二塁打を放ち、カイル・タッカーがダメ押しの3ラン。
投げてはルイス・ガルシアが6回二死まで無安打投球で5-0で勝利。
24歳トリオの活躍で二年ぶりのワールドシリーズ出場を勝ち取りました。
アルバレスは打率.522、1本塁打、6打点を挙げ、シリーズMVPに選出。

ブレーブスは一番打者エディ・ロサリオが1-1の4回二死二、三塁から決勝3ランを放ち、
シリーズ14安打で打率.560、3本塁打、9打点の成績でシリーズMVPに選出されました。

10/27からアストロズの本拠地ヒューストンのミニッツメイド・パークにて開催されます。
10/27、28をヒューストン、一日あけて10/31からアトランタのトゥルーイスト・パークに移動します。
トゥルーイスト・パークは2017年に開場した新しい球場での初めてのワールドシリーズです。
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“平成の怪物”引退

2021年10月24日 | スーさんのこじつけコラム
10月19日(火)の北海道日本ハム戦(メットライフドーム)で引退試合を行った松坂大輔投手。

その引退試合で使用した、引退試合登板時着用ユニホーム、帽子、
引退試合登板時使用グラブ、引退試合登板時使用球(ストライクとなった2球目、サイン入り)が
10月23日(土)〜11月30日(火・予定)の期間、野球殿堂博物館にて展示されます。

そのほか、以下の野球殿堂博物館所蔵の松坂投手の用具も展示予定です。

2000年 シドニー五輪 ユニホーム
2002年 西武ライオンズ ユニホーム
2004年 西武ライオンズ ユニホーム
2004年 アテネ五輪 ユニホーム
2008年 ボストン・レッドソックス ユニホーム
2009年 第2回WBC ユニホーム

2000年開幕戦第1球(サイン入り)
2001年開幕戦第1球(サイン入り)
使用グラブ 3点(2002年、2004年、2018年)
使用スパイク3点(2000年、2002年、2009年 第2回WBC)

後生に残したい、松坂投手の偉大な功績をあらためて知ることができる機会です。
ライオンズファンだけでなく、高校野球ファン、プロ野球ファンにも見ていただきたい本展示。


◇同時開催中
埼玉西武ライオンズ・平良海馬投手 39試合連続無失点 新記録達成記念展示
会期:11月末まで

埼玉西武ライオンズ・栗山巧選手 通算2000安打達成記念展示
会期:11月末まで

野球殿堂博物館
住所:東京都文京区後楽1-3-61(東京ドーム構内併設)
休館日:月曜(祝日、東京ドームでの野球開催日)
開館時間:
平日13:00〜17:00(東京ドームでのプロ野球開催日は18:00まで)
土日祝日10:00〜17:00(東京ドームでのプロ野球開催日は18:00まで)
入館料:大人600円、高・大学生400円、小・中学生200円、65歳以上400円
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フォール・クラシック

2021年10月10日 | MLB
アメリカでは「Fall Classic」は秋の伝統行事としてMLBのWシリーズをこう呼んでいました。
近年では、Wシリーズまでのポスト・シーズンの期間を合わせて呼ぶ意味合いも強いみたいです。
MLBでは年間162試合のシーズンを終えた後に各地区の1位チームにワイルドカードを加え、
Wシリーズ出場をかけて戦います。

2021シーズンは以下の9チームが勝ち残りです。
アメリカン・リーグ
東地区 タンパベイ・レイズ
中地区 シカゴ・ホワイトソックス
西地区 ヒューストン・アストロズ
ワイルドカード ボストン・レッドソックスとNYヤンキースの勝者

ナショナル・リーグ
東地区 アトランタ・ブレーブス
中地区 ミルウォーキー・ブリュワーズ
西地区 サンフランシスコ・ジャイアンツ
ワイルドカード LAドジャーズとセントルイス・カーディナルスの勝者

ワンデー・プレーオフでワイルドカードを勝ち抜いたチームを含む4チーム毎の地区シリーズ。
地区(ディヴィジョン)シリーズは3戦先勝で勝ち抜けの最大5試合が開催。
この勝者同士がリーグ・チャンピオンシップを4戦先勝の最大7試合で対戦。
それぞれのリーグ代表がワールド・シリーズで対戦となるわけです。

ところで、今回のポスト・シーズンにあたり、
ブリーチャー・レポートはこんなイラストをツイッターにアップしました。
鬼滅の刃そっくりなイラストです。ちなみに今夜から鬼滅の刃の放送がスタートしますが(笑)

下のほうに並んでいる人数は違い、オリジナルでは「柱」が9人であるのに対し、こちらは、10人。
ポストシーズンに進出した10チームから1人ずつ、ということだと思われます。

左から順に、背番号「1」がカルロス・コレイア(ヒューストン・アストロズ)、
「5」がフレディ・フリーマン(アトランタ・ブレーブス)、
「11」がラファエル・デバース(ボストン・レッドソックス)、
「39」がコービン・バーンズ(ミルウォーキー・ブルワーズ)、
「28」がバスター・ポージー(サンフランシスコ・ジャイアンツ)、
「2」がザンダー・ボガーツ(ボストン・レッドソックス)、
「31」がマックス・シャーザー(ロサンゼルス・ドジャース)、
「8」がブランドン・ラウ(タンパベイ・レイズ)、
「46」がポール・ゴールドシュミット(セントルイス・カーディナルス)、
「99」はアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)だと思われます。

これだとシカゴ・ホワイトソックスから選手が選ばれず、レッドソックスから2名??
でも「2」と「11」はホワイトソックスでは永久欠番なので……? おや?

ちなみには鬼舞辻無惨の位置に配されているアストロズの選手はホゼ・アルトゥーベっぽいと話題です。
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クインタプル100

2021年10月10日 | MLB
大谷翔平のSHOWTIMEに酔いしれたシーズンが終了しました。
2021年の最終成績は、
投手として23試合 9勝2敗 防御率3.18 投球回130回1/3 156奪三振
打者として155試合 537打数 138安打 26二塁打 8三塁打 46本塁打 塁打数318
打率.257 103得点 100打点 96四球 4死球 189三振 26盗塁 出塁率.372 長打率.592
となります。

投球回、奪三振、安打数、得点、打点の5つが100を超えて「クインタプル100」として話題に。
この数字を投打で達成したのは史上初、MVPへの大きな後押しになると言われています。

日本人選手のMVPは2001年のイチロー選手以来となりますが、どんな結果になるでしょうか。

対抗馬について考察すると、本塁打王を争った二人がいます。

サルバトーレ・ペレス(ロイヤルズ)は捕手としてのMLB本塁打記録を更新し、本塁打と打点の二冠王。
二冠王はジョニー・ベンチ(レッズ)が1970年、1972年と二度達成して以来二人目。
145年の歴史の中でたった2人、しかも捕手として最多の本塁打なので、通常のシーズンならMVP間違いなし。

また、ブラディミール・ゲレロJr.(ブルージェイズ)は、今年三冠王に最も近いと言われましたが、
最終的には本塁打王をペレスと分け合った。打率3位、打点5位で、こちらもMVP級の活躍。

ちなみにゲレロJr.の父親は高打率で長打力もあり、足も速く肩も強い、いわゆる「5ツールプレイヤー」。
シーズンベストは打率.345(2000年)、44本塁打(2000年)、131打点(1999年)、40盗塁(2002年)。
これらの野手4部門で一度もタイトル獲得はないが、2004年にアメリカンリーグMVPに輝いた。
ゲレロJr.がMVPを獲得すれば、MLB史上初の親子MVPとなります。

そんな有力候補の二人と争う大谷選手のマイナス要素は以下のとおり。
1.打率が低いこと
MVP受賞者で最低打率は、1944年のマーティ・マリオン(カーディナルス)の.267。

2.約100年ぶりの活躍であること
2021年の大谷選手は、ベーブ・ルース以来約100年ぶりに1シーズンを通して投打で活躍。
約100年ぶりの活躍をしたことは、大谷選手をMVPに選ぶ「プラス要素」だが……
が、まだ27歳。健康なら来年も再来年も、あと5~6年くらい同じような成績を残すのでは?
となると、誰もできない活躍をした大谷選手をMVPに選んだとして、翌年以降も同様の成績なら、
毎年大谷選手がMVPということに。それでいいのか?という議論もあるようです。

3.チーム成績がよくなかったこと
MVPは上位のチームから選ばれることが多いため、チーム成績が悪いこと(地区4位)はマイナス要素。


逆に以下の3つのプラス要素もあります。

1.打率の低さを補って余りある活躍
MVP受賞者の中で2番めに打率が低いのは、1961年のロジャー・マリス(ヤンキース)で.269。
この年のマリスは、ベーブ・ルースが1927年に記録したシーズン最多本塁打数である60本を超える61本塁打を記録。

2.約100年ぶりの活躍であること
これはマイナス要素に挙げたが、当然プラス要素でもあります。
単純に年数で比較しても、大谷選手は約100年ぶり、ペレスが捕手として本塁打王と打点王の二冠は49年ぶり、
ゲレロJr.は三冠王を逃したが仮に三冠王だったとしても、9年ぶりです。

このなかでは、約100年ぶりの活躍をした選手が「Most Valuable(もっとも価値がある)」のは間違いなく、
以後5、6年間、同じような成績を残したらどうなるのかは、その年ごとに記者の投票が答えを出すことでしょう。

3.チームの成績がよくなかったこと
ゲレロJr.は本塁打20本以上のチームメイトが6名もいたが、大谷選手はたった1名、29本のジャレッド・ウォルシュだけ。
ゲレロJr.はこれら強打者に守られながらのシーズンだったが、大谷選手は打線のなかで孤軍奮闘状態。
後ろに強打者がいれば四球はもっと少なくなり、勝負してもらえる回数も増えたと言えます。

最後にクインタプルとは「5倍」の意味です。
1はsingle(シングル)、2はdouble(ダブル)、3はtriple(トリプル)の5になります。
これで、10勝したり、本塁打王だったり、30盗塁していたら、もっと大騒ぎでしたね。

来シーズンもケガなく、大活躍されることを楽しみにしてます。
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