SSSB 新前橋町壮年ソフトボール

最近は4代目管理人が好き勝手に野球やメジャーのことも書いています。

ヒューストン・アストロズが世界一!

2022年11月07日 | MLB

今年のワールドシリーズはアメリカン・リーグ西地区王者のヒューストン・アストロズが、
ナショナル・リーグのワイルド・カード(東地区3位)から這い上がったフィラデルフィア・フィリーズを
4勝2敗で下し、2017年以来5年振りの世界一に輝きました!
おめでとうございます!

2017年からの6年間のポストシーズンでは驚異的な成績を残しています。
2017年 ワールドシリーズ初優勝(世界一) 
2018年 ALCSリーグ優勝決定戦敗退
2019年 ワールドシリーズ敗退
2020年 ALCSリーグ優勝決定戦敗退
2021年 ワールドシリーズ敗退
2022年 ワールドシリーズ優勝(世界一)

しかも2020年以外は西地区王者に輝いています。
じゃ、金に物言わせて戦力を常に補強し続けているんじゃ、と思われがちですが、
実は2021年オフにはサイ・ヤング賞右腕のグリンキー、看板選手で遊撃手のコレアを放出。
東京ジャイアンツなら、坂本遊撃手と戸郷投手がいなくなるようなイメージです。

エースのジャスティン・バーランダーを始め、主力が多く残るものの、
選手の総年俸はメッツ、ドジャース、ヤンキースに大きく水をあけられ9位。
ファーム組織の改革を行い、育成によって若手の宝庫に育てたフロント力の賜物。
GMは統計学やデータを駆使したチームづくりには定評があり、
一方、現場の監督はオーソドックスで昔ながらの采配や選手起用しながら、
軋轢を起こさず、チームを良い方向へと導いている結果と言えるでしょう。

ちなみにジャスティン・バーランダーは自身5回目のシリーズ出場で、
今年の第1戦の敗戦で8試合先発0勝6敗の成績ながら、
第5戦に念願のWS初勝利を記録するなどのトピックスがありました。
通算244勝の39歳が、9度目の正直で初勝利となりました。

このアストロズ、アメリカン・リーグ西地区の強力な王者として君臨してますが、
大谷翔平が所属するエンゼルスも同じ西地区です。
なお、大谷投手はアストロズ戦を得意としており、
今シーズンは5試合に登板し、3勝1敗 防御率1.21の成績。
一方で打者・大谷はアストロズ戦を得意とはしておらず、
18試合に出場し打率.206 2本塁打 8打点の成績です。

大谷が9月・10月に熱い戦いを勝ち抜くためには、
打者・大谷のアストロズ戦の成績が大きく左右するようです。
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祝・バファローズ初の日本一!

2022年11月01日 | スーさんのこじつけコラム
日曜日、日本シリーズが終わりました。
昨年と同じ顔合わせで、昨年とは違うチームが日本一に輝きました。

オリックスが日本一になったのはイチローが主軸の1996年以来、
26年振り!との文字が躍っていますが、
ご存知のとおり、2004年に近鉄と合併してオリックス・バファローズに。
2004年当時にも話題になっていましたが、
パ・リーグで唯一球団身売りがなく、そして日本一経験がなかった近鉄バファローズ。
ついに雌伏の時を重ね、悲願の日本一、おめでとうございます。

そんなタイミングで最後の近鉄戦士である坂口智隆選手が引退です。

なぜか、対戦相手のヤクルト・スワローズの選手だったりします。
不思議な縁です。

NHKの朝ドラ「舞い上がれ」でぐっさん演じるお好み焼き屋・梅津の店主、
懐かしのユニフォームを着ています。

また、TBS日曜劇場「アトムの童」ではドランクドラゴンの塚地演じる
アトム玩具の各務が三色帽子の近鉄キャップを被っています。


近鉄のユニフォームといえばオレンジ・紺・白(ビジターはグレー)の三色と、
焼肉屋のような独特の牛のマーク。
このマークをデザインしたのは爆発する芸術家であるこの人です。

今年は大阪と東京で岡本太郎展が開催されています。

バファローズ、初の日本一に不思議なものを感じてしまいました。

余談ですが、ファミコンの初代ファミスタ(1986年発売)では、
ゲーム容量の都合で阪急と近鉄と南海が鉄道連合チーム・レイルウェイズでした。
気になる驚異のオーダーは
①二塁 大石大二郎(近鉄).298 16本
②三塁 松永浩美(阪急) .312 22本
③左翼 デービス(近鉄) .332 36本
④一塁 ブーマー(阪急) .340 38本
⑤中堅 蓑田浩二(阪急) .298 18本
⑥右翼 山本和範(南海) .284 20本
⑦遊撃 村上隆行(近鉄) .270 20本
⑧捕手 梨田昌孝(近鉄) .242  8本
-控え 門田博光(南海) .270 26本
-控え 福本 豊(阪急) .276 10本
-控え 石嶺和彦(阪急) .302 28本
-控え 金村義明(近鉄) .282 16本
投手はサブマリン・山田久志(阪急)、左腕・西川佳明(南海)、
佐藤義則(阪急)、ストッパーは石本貴昭(近鉄)となってます。
当時の説明書には「最もパワーのある打線」「優勝候補No.1」と書かれていました。

ちなみに1981年~2003年まで開催されていたパ・リーグの東西対抗、
この西軍は阪急(オリックス)、南海(ダイエー)、近鉄で構成してたので、
リアル・レイルウェイズでした。

1988年に阪急→オリックスに、南海→ダイエーにそれぞれ身売りし、
話題を振りまいたのもレイルウェイズでした。
そして、あぶさんは素直に福岡へ行ったのに、門田が駄々を捏ねて、
松永から始まるブーマー、門田、石嶺、藤井のブルーサンダー打線が完成します。

さらに前述のように2004年、オリックスと近鉄が合併、ダイエーがソフトバンクに、と
またもやレイルウェイズが球界再編のきっかけを担っていたのでした。
不思議なものです。

バファローズ、初の日本一、本当におめでとうございます。
コメント (1)
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