借金・ツケを複利で増やす？

#勉強 #学習 #教育 #私立校 #中高一貫校 / 2024-08-07 11:33:48

私立校・中高一貫校生　夏休み（８月）の勉強の仕方

栄冠ゼミ (著)、220円(税込)　私立校・中高一貫校生の夏休み（８月）の勉強の仕方を紹介

学校の勉強は“やればやるほど”『複利』で
結果（利益）が得られるわけではありませんが、
“やらなければやらないほど”『複利』で、
借金・ツケが増えていくという表現が
当てはまるかと思います。

どのタイミングでその「危険度」「厳しさ」に
気付けるかが、進路を分けることになりますが、
仮に“一発逆転”の受験で、進学を目指すとしても、
複利で溜め込んだ勉強量・時間は、とんでもない
量・時間になっていることがありますので、
気を付けて下さい。

『記録』される『結果』で、進級・進学の合否が決まる
私立校・中高一貫校の場合、その危険、厳しさに加えて、
進級・進学の『条件』が加わり、さらに、よく書いているように、
“限られた”『時間』と『機会』、その残り時間・機会が、
どれだけあるのかが、合否、進路、運命を分けることに
なります。

最近うるさいくらい書いておりますが、
このシステム、進級・進学の条件、そして、
“たかだか”学校の勉強“ごとき”の『結果』は、
『後から見返してみれば、思い返してみれば』
やらない、やらなかっただけで、
出来ない、出来なかったわけではない、と、
後悔されることになります。

失礼ながら、これは、様々な人生経験をしてきた
『親御さん』のほうが、痛感させられると思います。

おそらく、“そう”なるのであれば、
もっと早くに、もっと前から、対応・対策していた、
そして、「ソレ」は、出来た、出来ていた“はず”だったと
思われると思います。

なぜなら、“たかだか”“ごとき”のことだから。

“限られた”『時間』と『機会』内で、
『記録』される『結果』と進級・進学の条件、
そして、『事前に』シラバス・カリキュラム（授業の内容）を
知らされて、さらに“授業”で、ヒント・答えを教わり、
“宿題”で、テストに必要な演習（練習）が出来て、
『ソレ』を身につけているかどうかを
“確認”するテスト（定期テスト）で、
条件を満たす点数を取れば、取りさえすれば良い。

加えて、宿題などの『平常点』を取っていれば、
“保険”をかけることもでき、万全の体制で、
進級・進学に臨める。

社会に出て、会社で、あるいは、仕事で、
こうした“保険”があり、ただただ、
『期日内』に契約書・仕様書“通り”にやって、
報酬が得られる（＝進級・進学の権利が得られる）ことは
少ないと思います。

ツーカーの仲の取引先で、
昔からずっと受注を続けている
“毎年”“毎月”、変わらぬ仕事・案件を
こなしていれば、売上がたつ、などという、
仕事は昨今少なくなってきたと思われますが、
「学校の勉強」は、ほぼコレと同じと言えます。

にも関わらず、ソレを、その恩恵、報酬、権利、選択肢を
“自ら”捨て去ってしまったと、私立校・中高一貫校の
進級・進学出来なくなった時、痛烈に思い知らされることに
なります。

厳しいように感じられるかもしれませんが、
“ほとんど”の方は、そこまで思い詰める必要なく、
順調に、順風に、学校生活を送ることが出来ます。

しかしながら、点数・成績を落す、落し続ける方は、
その不安や葛藤が悪化していくことになります。

これが、“限られた”『時間』と『機会』内で、
『記録』される『結果』で進級・進学の合否が
決まるシステムの怖さ、厳しさと言えます。

まだまだ、通っている私立校・中高一貫校で、
進級・進学が厳しそうなら、最終的に、
受験・転校・留学すればいいやと思われているかも
しれませんが、『時間』と『機会』を失ってから、
“本来”与えられる、得られるはずだった『権利』『選択肢』が、
“決して”与えられない、得られないとなった時、
『本当の』後悔を覚えることになります。

そのことを、『時間』と『機会』がある内に、
よく考えて、行動しておくことをオススメします。

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