2020年1月21日のブログ記事一覧-私立校・中高一貫校生専門アルファ

濃縮される授業

#勉強 #学習 #教育 #私立校 #中高一貫校 / 2020-01-21 11:46:05

私立校・中高一貫校生　受験休みの勉強の仕方

栄冠ゼミ (著)、220円(税込)　私立校・中高一貫校生の受験休みの勉強の仕方を紹介

そろそろひしひしと感じ始めた頃だとは思いますが、
授業の進度はいかがでしょうか。

先日も書きましたが、この三学期は、
休みが多くなる分、授業の密度は
濃縮されることになります。

時間的に余裕があるように見えて、
その内容は、ちょっと『サボった』ら、
あっという間に数ページ、十数ページ分、
進みます。

授業の回数の多い数学や英語は
まだゆっくりじっくりと進むかもしれませんが、
回数の少ない理科・社会は、問題演習が無い分、
口頭の説明だけで、突っ走れることになります。

そうすると、先生のさじ加減一つで、
すさまじい勢いで進めることができます。

もう、三学期となっていますので、
学校の先生も、皆さんにいちいち
口出しはしてこないでしょう。

ましてや、一学期・二学期と呼び出し・面談と
なった方は、『もう（どうなるか）わかっている』
ことでしょうから、やらないは論外ですが、
ついていけない、やれないというのも、
先生にとっては、関係ありません。

むしろ、ここで止めを刺されるというくらいの
危機感をもって、事前に対応しておかないと、
テスト前になって、泣きを見ることになると
思います。

特に理科・社会系科目は、暗記すればいいの
感覚、意識が強く出るため、また、
『テスト前』になるまで、『やることがない』、
『勉強して、覚えても忘れてしまう』から、
やれない・出来ないという方が多いと思います。

それならば、その『テスト前』に、
理科・社会の勉強をするための
『時間』を作らなければなりません。

その時間を作るために、どうするのか、
ノート・プリントのまとめなどは、
事前に行えることですし、
数学や英語の宿題を事前にやっておけば、
テスト前にそれらに時間を取られることなく、
余裕をもって、テスト勉強が行えることに
なります。

そういった、『作業』の時間を、
受験休みや週末に、やっておけば、
来月の今頃、焦ったり、不安になったり
することはないでしょう。

昨今はそうした計画、予定を見越した、
作業を行わない方が、高校生・大学生にも
増えてきています。

今後は、高校・大学において、そうしたことが
出来ない・やれない方は、留年になるまで、
どんどん追い込まれていくことになるでしょう。

やらなければならないことが増えて、
それにかける時間が無くなっていけばいくほど、
『うまくやれる』ことは少なくなっていきます。

今週来週を乗り切って、受験休みはゆっくりしてと
思っているかもしれませんが、その『受験休み』で
うまくやるためにも、今週来週に、事前事前に、
出来ることをしておくことをオススメします。