N試作場

ジャンルにとらわれず、新しい組み合わせ、おもしろいことを考えていきます。

コントシナリオ

2011年10月23日 | 日記
昔から、「表現欲」や「人に伝えたい欲」が強くて、
持てあましていたところがあります。

かと言って、表現活動に本格的に取り組むということはありませんでした。

でも、いつも、ちょっとしたイタズラ描きとか、アイデアとか、情報とかを
人に伝えたくて伝えたくて、うずうずしていたのでした。

しかし、そんな他人の欲求をうまいこと受け止めてくれる人が、
都合よく常に必要なだけ揃う訳もない。

そして、遅ればせながらブログを始めたことで、
そういう欲や業というものが、満たされるようになってきました。

また、最初は、仕事や会社を意識した内容が多かったように思います。

受けてないようで、ずいぶん会社の影響を受けていて、
精神的にも、そこに囚われていることが、今になってみると分かります。

ブログを始めて、だんだんと開放されて垢が落ちてきて、
本来自分が関心あること、好きなことが浮かび上がってきました。

それは、「コントシナリオ」とか「文章による漫才」とでも言うもの。

幼稚園の頃から、イタズラ描きばかりしていましたが、
それは小学校に入っても、大学生になっても社会人になっても変わりませんでした。

ただ、落書きはしていたものの、ブログを始める前は、
シナリオのようなものは全く書いたことがありませんでした。

でも、あまり苦労しないでスラスラ書ける。これはどうしてか?と考えてみるに、

今までは頭の中で、こうした変なことを考えていたんだなあ、と思い当たりました。

まれに「何ニヤニヤしてるんですか」とか「たまにニヤけてますよね」とか、
観察力の鋭い女性陣に指摘されることがある。(まれに、です)

でも、思い起こしてみると、小学生、中学生、そして今にいたるまで、
いつの時代も共通して言われることであった。

せっかく見つけた好きなことなので、少し勉強してみようかなという気持ちになり、
いくつか本を購入してみました。

ただ、「入門書」みたいなものには、あまり影響受けたくない感じもあります。

まだ本数は少ないけれど、今まで書いた「文体練習シリーズ」の中でも、
「1 ローソン」「13 プロジェクトチーム」「14 業務改善」あたりの
ぶっとんだ感じを大切にしたいと考えています。

エラそうな物言いですみません。まだまだ始めたばかりの趣味です。


 *  *  *  *  *


『モンティパイソン関西風味スケッチ集』
(東野ひろあき/プリズムギフト)

モンティパイソンのコント、舞台を関西にした試み。
こういうのは非常にはずしやすいし、難しいと思うのだが、
面白いものがいくつかありました。

特に最初の「法律遵守系暴力団」。こういうの書きたいと思った。


『サラリーマンNEO 内村宏幸オリジナルコント傑作集』(光文社文庫)

「サラリーマンNEO」は、初期の頃、マギーも出ていて、よく見ていた。
今は見なくなってしまったけど。

コントを読んでいると、かつて見たテレビの映像が思い出される。


『ザッツ「アンジャッシュ」メント』(講談社)

これもかつてテレビで見たネタを読みながら思い出しました。
アンジャッシュも、この頃のネタは面白いかったなあ。


『漫才入門』(元祖爆笑王/リットーミュージック)

読み始めたものの、なかなか進みません。
でも、この程度の基本は知っておくとよいのかも知れません。