N試作場

ジャンルにとらわれず、新しい組み合わせ、おもしろいことを考えていきます。

男女の間に流れる川

2009年12月10日 | ビジネス試論
先日、湯山玲子さんのセミナーに行ってきました!

新潮新書から『女装する女』という本を出されている方です。
『女ひとり寿司』という本も面白そう。

ブログはこちら

湯山温泉(公式BLOG)

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少しだけお話の内容を…

現代は、男女の差があまりなくなってきた、
女性も頑張れば男性と社会的に同等になれる…
という背景があるとして、

「男女同格になったところでの意識的な文化段差付け」が
見られるのではないかとの考察。

差がなくなったからこそ、あえて差をつけるのか。なるほど。

また、差をつける振幅(ふりはば)を考えると、
今後「ものすごい男(らしい)」とか「ものすごい女(らしい)」
というのが流行るのではないかとのこと。

これ、マーケティングのヒント!になりますね。

「男女の間が無くなったからこそ、それをノスタルジックに身にまとう」
という表現もされていました。

クリエイティブな人は、言葉の選び方、組み合わせ方が新鮮ですね。
講演やセミナーに行くと、こういったところも勉強になります。

 * * *

従来は、男女それぞれの特性というものがあって、
その間には川が流れているごとくだった。

今は互いの特性が入れ替わったり、
それを向こう岸から取り込んだりするようになってきたと。

例えば、女性は「水平ネットワーク(井戸端会議)」が得意。
年齢や立場など関係なく同一のラインでお友だちになれる。

そして、「オープン化・シェア化」志向である。

そんな従来女性的だった特性を
男性も積極的に採用するようになった…
ということですかね。

そして、今、最強の男性は

「草食をビルトインした肉食男性」

とのことでした。「純粋肉食では権力と金は握れない」とも。

例として 鳩山総理、佐藤可士和さんなどが挙がっていましたよ。

  * * *

最後に、自分の琴線に触れた言葉を。

旧来の考えにとらわれず、自分にフィットしたストレスのない生き方、
自分が一番エネルギーが出せる環境を探すこと。


今、自分が目指している方向が、明快な言葉で表されていたので
うれしかったです。