昨日15日石川県ののと里山空港で海上保安庁機が着陸中の滑走路から民間のヘリが離陸するというとんでもないニアミス事故があった。
まかり間違えば大事故につながりかねないとして国交省は調査官3名を派遣して調査しているとのことだ。
空港の名前に「里山」とあるようにさぞかしのんびりした空港で「管制官も気が緩んでいたのかねぇ」と思いきや何と管制官が不在なのだそうだ。
立派な管制塔はあるのだが大阪空港内の運行情報官がカメラの映像などで空港の状況を確認し情報提供しているという。
こんなことってあるんだねぇ。
いくら民間の定期便が1日2往復のみの空港といっても航空管制官が不在なんて考えられない。
管制官がもともと足らないのか、採算に合わないので配置していないのか、詳細は分からないが空港の安全管理が(超)リモート勤務者で確保されるのだろうか。
思わずローカル空港に潜む危険を知らされたものだった。
トラフィックが少なければ安心というわけではないのである。