「そして、バトンは渡された」瀬尾まいこ著 ”子どもを育てるバトン”

主人公　優子
実母は3歳の時に交通事故で亡くなりました。
その後、実父水戸は再婚しブラジルへ。
日本に残った再婚相手梨花さんが優子の子育てを引き受けました。
梨花さんは優子にピアノを練習させるために離婚して泉が原と再婚しました。
自宅にピアノがあり、2回/週ピアノの先生が自宅まで教えに来てくれました。
梨花さんは病気になりました。そこで、離婚して優子を1人でみてくれる森宮と再婚しましたそして、数か月で家を出て離婚しました。
残された森宮が優子を育てました。
母親2人、父親３人。

優子を育てるために、バトンが引き継がれたのです。
優子はピアノが縁でピアノが上手かった同級生の早瀬と結婚することになりました。
これまでの母親と父親にその報告に行きます。
結婚式には梨花と3人の父親が参列しました。

この本には音楽がバックにありました。

「ひとつの朝」合唱曲
「大地讃頌」
「めぐり逢い」アンドレ・ギャニオン作
「麦の歌」中島みゆき作