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タカタ欠陥エアバッグの根本原因特定、主要自動車メーカーの調査で ”品質トラブルは3H時"

2016-02-24 12:44:00 | 社会
[ワシントン/デトロイト 23日 ロイター]

自動車メーカー大手10社は、タカタの欠陥エアバッグ問題について、3つの根本的な原因を特定したと明らかにした。

タカタ欠陥エアバッグの根本原因特定、主要自動車メーカーの調査でタカタ欠陥エアバッグの根本原因特定、主要自動車メーカーの調査で
10社の依頼を受けオービタルATKが実施した調査結果によると、エアバッグ異常破裂の根本原因は、湿気にさらされる状況、設計・製造上の問題、プロペラント(ガス発生剤)としての硝酸アンモニウム使用と判明したという。

乾燥剤を使用していない硝酸アンモニウムのプロペラント、湿気を含む高温の環境下に長期間さらされた状況、インフレーター(ガス発生装置)の組み立てで湿気防止対策が不十分であったことが組み合わさり、破裂を引き起こしたとしている。

調査は乾燥剤を使用していないインフレーターのみを対象に実施された。

タカタは今回の結果について、自社調査、および独フラウンホーファーに依頼した追加調査の結果と整合するとの見解を示した。

米道路交通安全局(NHTSA)報道官は結果を検証しているとコメントした。

感想;
原因究明に時間がかかった印象を受けました。原因明確にならないと広がりの調査もできません。
それと、タカタ自身の調査と一致しているとのことだが、タカタとは別に自動車メーカーが共同で原因究明をしていたことは、事の重大性を自動車メーカーが認識していたからなのでしょう。
当初、メキシコ工場での製品が良くないとのことであったが、メキシコ工場だけなのか、また範囲が特定されるのか。
今回のケースでは後から後から対象車種が増えて来ました。
トラブルの原因には3H(初めて、変更、久しぶり)が絡んでいると日科技連の先生に教えていただきました。医薬品の品質保証をやってきましたが、大きな品質トラブルはこの3Hが絡んでいました。
タカタ製のエアーバックでどうだったのでしょう?