幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「がんを告知されたら読む本」谷川啓司著 ”良い治療を受けるには患者も自分の病気を知る”

2016-02-21 09:00:44 | 本の紹介
本の目次は下記です。がんの基本的なこを丁寧に説明されていました。
・がんを知ろう(がんは増え続ける、転移する)
・なぜ、がんで死ぬのか?
・なぜ、がんは治りにくいのか?
・がんに免疫がうまく働かない理由
・がん治療の基本(標準治療)
・がんの三大治療(手術、抗がん剤、放射線)
・治療で目指すべき目標(治るより元気に生きる)
・三大治療以外のがん治療(免疫療法)
・免疫力を上げる
・がん治療と心(がんは忘れた方がよい)

感想;
38歳の時に胃がんになりました。
胃を2/3切除して20数年経過しましたが、ありがたいことに命を長らえています。

人はがんになったら、「何故私はがんに?」と思います。
ただ、考えてみたら、今や1/2はがんになります。
遊びのボランティアで東京医科歯科大附属病院小児病棟の入院児と土曜日に遊ぶことをしていました。
ほとんどの子どもたちは白血病か固形がんでした。
自分が小児がんにならなかった。自分の子どもが小児がんにならなかった。
見方を変えると、なぜならなかったのか。それもわからないことです。

がんになるならないは食生活や喫煙などの生活習慣も影響していますが、それをきちんとしていてもがんになる場合があります。
もちろん喫煙などしているとがんになる確率は高くなりますが。

がんについて知り、自分の疑問を先生に伝え、きちんと説明してくださる先生が、自分の病気を任せられる方のように思います。