レンタカーやレンタルバイクといった自分の足を手に入れると、交通機関の時刻表に制約されることもなくなり、旅の範囲は飛躍的に広がります。たとえば、バスツアーでは1時間しか立ち寄ることのない場所に1日滞在してみたり、逆に1日かけて回らなければならないところも、自分の行きたい場所だけに絞り込んで半日で回ったり、あるいは公共の交通機関ではいけない場所のホテルに宿泊してみたり、使い方はいろいろ。交通渋滞のない国でマイペースな旅も楽しいものです。
たとえば、右側通行と左側通行の違い、信号交差点の通過の仕方、ラウンドアバウト式交差点の通過の仕方など、各論は別に譲るとして、大雑把にどの国でも注意しないといけない、交通に対する考え方の違いに今回は触れてみたいと思います。
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スピードに対する考え方の違い。
これは注意を要します。日本で運転する人たちで、速度制限をきっちり守っている人ははっきりいっていないでしょう?少なくとも私は守ってません。しかし、海外ではほぼちゃんと守っています。(スピードメーターを見る余裕のないようなオフロードのツアーは別ですが。)なぜなら、海外での速度制限は”限界”であるケースが多いからです。
私が初めて海外で運転したのは、オーストラリア、シドニー⇒ブルーマウンテン⇒ブリスベンをドライブしたのですが、ブルーマウンテンでのドライビングは緊張の連続でした。Speed Limit 100km/hの標識の道を走り、コーナーの手前に黄色い"Safety Speed 70km/h"の標識を発見。スピードメーターを見ながらきっちり70km/hまで減速してコーナーに入りましたが、このコーナー70km/hでエイビスレンタカーのカローラ1800cc5ドアがタイヤをきしませながら、対向車線に今にも飛び出しそうになるようなコーナー。つまり、一般人の私には限界なんですね。ユハ・カンクネンとか、ミハエル・シューマッハにとってはSafety Speedかもしれませんけど・・・・。
つまり速度制限とは、それ以上だとホントに危ないから設定されている速度なので、これを超えると厳しく罰せられます。日本みたいに”みんなこのくらい出してるやんけ!”みたいな根拠のわからない速度制限ではないんです。
なんでもないところで急に制限速度が遅くなるときも要注意。その先に学校があったり、町があったり、あるいは家畜が横断していたり、ホントに危ないことが待っていることが多い。
くれぐれも制限速度は守るようにしましょう。実際、地元の人たちもちゃんと守っています。
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ガソリンスタンド
必要最低限しかない国が本当に多いですね。しかも、四輪の航続距離をベースにしていることが多いのでバイクの人は注意。町と町の間にはたいていガソリンスタンドはありません。街を出ると次の街までまず確実にガソリンスタンドはありませんので、ロードマップで距離を確認しながら丁寧に給油計画を立ててください。
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駐車・駐輪
車はもちろん、バイクの人たちも要注意です。たいていの国で、バイクも駐車違反の対象となります。ヨーロッパなんかでは自転車も駐車違反をとられる場合があります。歩道駐車は厳禁。
駐車違反はかなり厳しく取り締まられます。その代わり、必ず駐車スペースも用意されています。バイク用、車用、自転車用、それぞれにかなりちゃんと用意されています。そういったところを探しましょう。
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総論
上記に挙げたような事柄は、ヨーロッパ、オーストラリア、アメリカ、カナダ、ニュージーランドなど、モータリゼーションの進んだ国全般に当てはまります。日本と本質的に違うのは、こういった国では、交通をスムーズに流すことに主眼を置いた交通法規の運用になっています。日本のように、信号を多数設置してGO&STOPを繰り返させ、できるだけ車をゆっくり流すことによって交通事故を防ごうという考え方と根本的に違うわけです。だから、路上駐車のような交通の流れを阻害する行為は非常な危険行為として厳しく処罰されます。逆に路上駐車の必要がないように、駐車可能な場所をしっかり整備するようにも努力が払われています。
また、この交通の流れを阻害する行為は歩行者が行っても厳しく罰せられるケースが多いです。たとえば横断歩道のない場所の横断や、歩行者の信号無視も、交通切符の対象となり、きっちり犯罪として取り締まられます。逆に、そういった横断の必要がないように、かつ、信号による流れの阻害がないように地下道などの整備も進んでいます。
つまり、ドライバー側も、歩行者の信号無視や、突然の横断は予測していませんし、それに対してとまることができる速度設定でもないので、道路横断時には十分な注意が必要です。信号無視や、横断歩道以外での横断で歩行者が交通事故にあっても、それは歩行者が100%悪いことになるケースがほとんどなので歩くときも注意しましょう。
たとえば、右側通行と左側通行の違い、信号交差点の通過の仕方、ラウンドアバウト式交差点の通過の仕方など、各論は別に譲るとして、大雑把にどの国でも注意しないといけない、交通に対する考え方の違いに今回は触れてみたいと思います。
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スピードに対する考え方の違い。
これは注意を要します。日本で運転する人たちで、速度制限をきっちり守っている人ははっきりいっていないでしょう?少なくとも私は守ってません。しかし、海外ではほぼちゃんと守っています。(スピードメーターを見る余裕のないようなオフロードのツアーは別ですが。)なぜなら、海外での速度制限は”限界”であるケースが多いからです。
私が初めて海外で運転したのは、オーストラリア、シドニー⇒ブルーマウンテン⇒ブリスベンをドライブしたのですが、ブルーマウンテンでのドライビングは緊張の連続でした。Speed Limit 100km/hの標識の道を走り、コーナーの手前に黄色い"Safety Speed 70km/h"の標識を発見。スピードメーターを見ながらきっちり70km/hまで減速してコーナーに入りましたが、このコーナー70km/hでエイビスレンタカーのカローラ1800cc5ドアがタイヤをきしませながら、対向車線に今にも飛び出しそうになるようなコーナー。つまり、一般人の私には限界なんですね。ユハ・カンクネンとか、ミハエル・シューマッハにとってはSafety Speedかもしれませんけど・・・・。
つまり速度制限とは、それ以上だとホントに危ないから設定されている速度なので、これを超えると厳しく罰せられます。日本みたいに”みんなこのくらい出してるやんけ!”みたいな根拠のわからない速度制限ではないんです。
なんでもないところで急に制限速度が遅くなるときも要注意。その先に学校があったり、町があったり、あるいは家畜が横断していたり、ホントに危ないことが待っていることが多い。
くれぐれも制限速度は守るようにしましょう。実際、地元の人たちもちゃんと守っています。
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ガソリンスタンド
必要最低限しかない国が本当に多いですね。しかも、四輪の航続距離をベースにしていることが多いのでバイクの人は注意。町と町の間にはたいていガソリンスタンドはありません。街を出ると次の街までまず確実にガソリンスタンドはありませんので、ロードマップで距離を確認しながら丁寧に給油計画を立ててください。
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駐車・駐輪
車はもちろん、バイクの人たちも要注意です。たいていの国で、バイクも駐車違反の対象となります。ヨーロッパなんかでは自転車も駐車違反をとられる場合があります。歩道駐車は厳禁。
駐車違反はかなり厳しく取り締まられます。その代わり、必ず駐車スペースも用意されています。バイク用、車用、自転車用、それぞれにかなりちゃんと用意されています。そういったところを探しましょう。
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総論
上記に挙げたような事柄は、ヨーロッパ、オーストラリア、アメリカ、カナダ、ニュージーランドなど、モータリゼーションの進んだ国全般に当てはまります。日本と本質的に違うのは、こういった国では、交通をスムーズに流すことに主眼を置いた交通法規の運用になっています。日本のように、信号を多数設置してGO&STOPを繰り返させ、できるだけ車をゆっくり流すことによって交通事故を防ごうという考え方と根本的に違うわけです。だから、路上駐車のような交通の流れを阻害する行為は非常な危険行為として厳しく処罰されます。逆に路上駐車の必要がないように、駐車可能な場所をしっかり整備するようにも努力が払われています。
また、この交通の流れを阻害する行為は歩行者が行っても厳しく罰せられるケースが多いです。たとえば横断歩道のない場所の横断や、歩行者の信号無視も、交通切符の対象となり、きっちり犯罪として取り締まられます。逆に、そういった横断の必要がないように、かつ、信号による流れの阻害がないように地下道などの整備も進んでいます。
つまり、ドライバー側も、歩行者の信号無視や、突然の横断は予測していませんし、それに対してとまることができる速度設定でもないので、道路横断時には十分な注意が必要です。信号無視や、横断歩道以外での横断で歩行者が交通事故にあっても、それは歩行者が100%悪いことになるケースがほとんどなので歩くときも注意しましょう。
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