旅のウンチク

旅行会社の人間が描く、旅するうえでの役に立つ知識や役に立たない知識など。

地図を使う二歩目

2010年04月29日 | 旅行一般
前回、地図を見ながら移動する際に現在位置を把握しておくことが第一歩である事を書きましたが、今回はそこで予告したもう少し細かい使い方について。 地図を使う時、そして特にバイクや車のように速い速度で移動する乗り物に乗っている時に必要な情報との付き合い方の一つは、とにかく不必要な情報を省いていく事です。例えば、”チェンマイを出て、しばらく行った交差点を左に曲がる”という情報と、”チェンマイを出て、3. . . . 本文を読む

地図を使う第一歩

2010年04月27日 | 旅行一般
子供の頃から地図が好きでした。新聞広告の裏に、海賊の宝の地図を書いてみたり、多分そんな事から始まったのでしょうが、小学校中学年になって、近所の山に遊びに行くようになると、自分が普段立ち入ったことの無いところまでが図で示されている地図は、更に一歩を踏み込むためのツールとなって、家の近所をカバーする国土地理院の地形図を集める変な小学生となっていきました。 その頃、私と友人数人がいたく気に入っていた遊 . . . 本文を読む

精霊

2010年04月14日 | 宗教
世界には様々な民族が存在し、様々な宗教を信仰していますが、多くの人種や民族にまたがってかなり普遍的に存在するものに精霊という存在があります。精霊は仏教やキリスト教、ユダヤ教、イスラム教などの宗教思想とは少し違って、何らかの倫理や道徳の原点となるものではなくて、むしろ人間の力を上回る力に対する純粋な畏れの現れなのだと感じます。 多くの場合、精霊は人間側の都合や普段の行いとはあまり関係なく、機嫌を損 . . . 本文を読む

桃の花見トレッキング

2010年04月12日 | 旅の風景
昨日は東京トレッキング番外編=桃の花見トレッキングが開催されました。番外編の今回は、アウトドアスペース風魔の桃の花見トレッキングへの便乗です。 共同作業には難ししくも面白い点があって、お互いの方向性には当然、微妙に違いがありますから、それが反映されます。歩きながらランチパックをつまんで、意地悪なナビゲーションを克服してゴールを目指す、少々ストイックな東京トレッキングとは違って、今回は短目のルート . . . 本文を読む

帰属意識

2010年04月10日 | ライフスタイル
人間が群れで生活する生き物なのだという事を思い出させられる事の一つに”帰属意識”があります。コミュニケーション不足の時代であっても、帰属意識という本能は健在で、インターネット上でも盛んにコミュニティをつくってそこに帰属しようとしていますし、少し前のナショナリズムなども帰属意識と考える事もできます。 関西人とか、江戸っ子という帰属意識もあります。江戸っ子の方はそこに属する人が極めて少ないためあまり . . . 本文を読む

私の神様紹介

2010年04月08日 | 悪ふざけ
私の自慢の神様 神様はただ1人であるという教えを信奉する信仰もありますが、我が国はさすが神国。ヤオヨロズの神々がおられます。ついでに言うと、私が思うに、神様が1人であるという教えは、人間の生活範囲がそれほど多くなかった時代にわかりやすくするために説明されたもので、神様の各担当エリアが重複する事がなかった頃の話だと思われます。その証拠に、神様は自分に似せて人間を造られた事になっていますね。つまり人 . . . 本文を読む

A Rolling Stone

2010年04月07日 | その他
A Rolling Stone gathers no moss(転石苔むさず)という言葉があります。ここに出てくる石は良い存在と解釈される場合もあれば、悪い存在と解釈されることもあります。以前、どこかでアメリカ的な価値観とイギリス的な価値観、日本的な価値観といった、文化土壌によって解釈が変わるという説明を目にしたことがあって、面白いと思ったことがあります。腰を落ち着けるべきと解くイギリスや日本の文 . . . 本文を読む