旅のウンチク

旅行会社の人間が描く、旅するうえでの役に立つ知識や役に立たない知識など。

習慣、礼儀。

2008年10月31日 | 旅行一般
 以前、イスタンブールに長い期間滞在していたときの話。  ある日、食事に行ったら偶然知っている人物に会いました。その人は別の人物(トルコ人)と食事をしていて、その人を紹介してくれました。彼らから少し距離のあった私は、軽く頭を頷かせて挨拶をしたのです。  その途端、トルコ人が私に言ったのです。  ”どうして日本人は挨拶をするとき、頭を下げるんだ?”  相手の意図をはかりかねた私は  ”どうい . . . 本文を読む

大勢に影響なし。

2008年10月28日 | 旅のトラブル事例
 しばらく前の事ですが、航空便の遅延で乗り継ぎが出来なくなったことがあります。行き先はカナダオフロードファンライドのクランブルックだったのですが、最終区間が乗り継げなくなり、バンクーバーで急遽1泊です。このあたりの経緯はそういえば丸めてポイ事件簿その2に書きました。  空港ですったもんだの末確保してもらったホテルは4人の人間に対して2部屋。メンバーの1人は女性ですから、トリプル1部屋、シングル1 . . . 本文を読む

屋台のオーラと月餅と。旅で人は変わる

2008年10月24日 | 旅の風景
以前、初めての一人旅がタイへの旅行であったことを書きましたが、そのときのお話をまた書いてみましょう。 さて、ガイドブックに頭を突っ込むようにして情報を拾いながら、私はどうやら空港からホアラムポーン駅周辺のチャイナタウンへ辿り着いたのでした。時間はもう夜になっていて、周囲は暗くなっています。そして、熱帯のバンコクでは少し涼しくなったこの時間頃からむしろ街は活気付きます。 安宿に荷物を置いた私は食 . . . 本文を読む

ストレス社会

2008年10月23日 | ライフスタイル
 現代社会はストレス社会だと言われる事がよくあります。この表現を耳にするたびに、少し勝手な被害者意識なのではないかと思わされます。    人間がもっと本能に忠実に生活していた時代、つまり狩猟採集の生活をおくっていた頃は、獲物が獲れなければ即飢えることになりますし、獲物を狩に出かけると、そこには危険な動物が待ち構えていて、自分が逆に狩られる立場になるかもしれません。そんな環境では、現代社会とは比べ物 . . . 本文を読む

社会のバランス変更

2008年10月16日 | その他
ここ数年、企業の本分は利益を上げることにあるという事が少し極端な形で認められてきたように感じることがあります。勝ち組、負け組みなどという話もそのあたりに関連しているとも言えるだろうし、利益だけを追求するあまりに発生したものと感じられる事件も発覚しています。 確かに民間の営利企業が利益追求を本分とするのは事実ですが、それが唯一の本分と考えるのは大きな間違いであることも事実でしょう。上げた利益でより . . . 本文を読む

仕事術が必要な社会

2008年10月10日 | ライフスタイル
 いつも少人数、ここ数年は一人で仕事をしていると、自分の仕事を上手く管理したり、スケジュールを管理したりする必要が高まってきます。例えば、ツアーのプランを考えている時にお客様から旅行の予約や問い合わせがあったら、一旦、ツアーのプランを置いてお客様からの連絡に対する対応にかかりますし、更にそこに取引先の営業担当者が来店したら、打ち合わせしなければならない事もあるかもしれません。どんどん新しい仕事が降 . . . 本文を読む

カップラーメンで考えた。

2008年10月09日 | ライフスタイル
 前回に引き続き食べ物について考えてみました。  世の中にはインスタント食品という便利なものが存在します。例えばカップラーメン。自前で用意するのはお湯と箸だけ。電気ポットのようなものがあれば例えばE&Gの事務所でも3分ほどで暖かい食事を取ることができます。しかも調理前にはある程度の期間、買い置きが効く保存性も兼ね備えています。しかも、凄いことにカップラーメン、結構美味しかったりします。  そん . . . 本文を読む

食物と感情

2008年10月08日 | ライフスタイル
私事なのですが、実は今年の2月中旬にタバコを止めました。特に深い理由があったわけではなく、タバコの本数を減らそうかと考えてた作戦の中の出来事で、数日間禁煙してみたら、思いのほか苦しく、そこで恒例のマゾ的志向が逆に刺激されてしまったようです。 最初の実験は1月初旬。このときは本数減少を目指していたので、2週間程度禁煙したあと、最喫煙する計画でした。1月、私は毎年、決算資料をまとめなければならない月 . . . 本文を読む

電車と携帯電話

2008年10月03日 | 時事
昨日から久しぶりに、しばらくバイクの無い生活を送ることになりました。事故をやったとか、バイクが壊れたといった重大な事件が発生したのではなく、車検を受ける必要が発生したのでバイクを預かってもらったのであります。鉄道で移動することは日常、ほとんど無いので、電車での通勤は新鮮な気持ちです。少し旅気分も味わえるというものです。 そんな中、面白いなと思ったのは電車と携帯電話の関係。私が利用する東京メトロの . . . 本文を読む