旅のウンチク

旅行会社の人間が描く、旅するうえでの役に立つ知識や役に立たない知識など。

スーパーカブでタイ=Day6

2007年11月30日 | 旅の風景
このゲストハウスの前にあるレストランでは朝の6時から大音響で音楽を流します。たまらず皆、早起き。メーサイはとにかく寒い。そしてチェンコンで洗った衣服はまだ乾いていません。昨日はズボンを履いて乾かせたので、本日はTシャツを濡れたまま着てみますが、あまりの寒さに虎の子の長袖に手が伸びます。 大音響で起こしてくれたレストランで朝食。ここは非常に珍しい事に若い男性が5人で運営していました。たいていの . . . 本文を読む

ガイドデビュー

2007年11月30日 | 旅行一般
チェンライのゲストハウスで出発準備と地図のチェックをしながらお客様と雑談していた時の事。ゲストハウスのオーナーが話しかけてきました。 "日本のどこから来たの?" 今回のメンバーは3人3様。それぞれの出身地を告げて、どうせわからないだろうなと思っていたら意外な質問を受けました。 "皆、違う都市に住んでいて、どういう知り合いなの?" おそらく彼にとっては、私を含めてゲストハウスに泊 . . . 本文を読む

スーパーカブでタイ=Day5

2007年11月29日 | 旅の風景
朝から天候は曇り。昨日皆で洗濯(シャワールームで)したのですが、全く乾いていません。私は長ズボンと長袖は1着しか持っていませんので、濡れたままの綿パンを着用。"カゼひきますよ"の声を"風に当てればそのうち乾きますよ"と受け流しながら、実はかなり寒い思いで出発です。目的地はチェンセン。 今回ご参加のお二人からは"チェンセンってゴールデントライアングルの近くなんでしょう?危なくないんですか"とい . . . 本文を読む

旅の足としてのスーパーカブ100

2007年11月29日 | 旅行一般
タイ北部の旅の足としてスーパーカブを考えた時、確かに幾つかの問題点があります。今回同行させていただいた方々を見ていると、構造的な問題は航続距離と荷物の積載性の問題。タイのカブ99は二人乗りが基本であるため、シートも二人乗り用で、燃料給油口はシート上に載せた荷物を降ろさなければならないですし、タンク容量も少ないため、150km程度走ると給油しなければなりません。1日に必ず1度はガソリンスタンドで荷物 . . . 本文を読む

スーパーカブでタイ=Day4

2007年11月28日 | 旅の風景
昨夜、ゲストハウスの人々に確認しておいたチェンコンへのルートについて再確認するためにゲストハウスのオーナーにチェンライの市街地図を見せてくれるように頼んでみると、昨夜教えてもらったルートとは違った、より効率の良さそうなルートを教えてくれました。 私の場合、そしてこの旅の場合、事前の情報収集を笑い飛ばしているだけに、直前の現地での情報収集は人並以上に行いますし、それに応じてアイデアは次々と変化 . . . 本文を読む

タイの屋台料理

2007年11月28日 | 旅行一般
多くの方にはタイ料理は"辛い"というイメージがあると思いますが、これは屋台料理には必ずしも当てはまりません。また、タイ料理全般に関しても"辛い"という表現はあまりにも単純すぎると言う事もできます。 インドシナという地域の呼称が料理にもピッタリ来るのですが、タイ料理はインド料理、中華料理という2つの個性派の料理の影響を受けた、かなり複雑な味を目指した料理であると言えます。タイ料理は単純な"辛い" . . . 本文を読む

スーパーカブでタイ=Day3

2007年11月27日 | 旅の風景
朝、目を覚ましてみると空はどんより曇っています。タバコを吸いながら外をよく見ると小雨が降っていました。私の物音で目を覚ました同室のHさんと、"雨の中をスタートするのはイヤですね。でも、日が高くなってきたら止みそうな気もします"などと話しながらしばらく時間を過ごします。 そのうち空が明るくなりはじめ、雨も止んだようです。荷物を持ってレンタルステーションへ。レンタルバイクショップは店頭に約束通り3台 . . . 本文を読む

快適な安宿を探せ

2007年11月27日 | 旅行一般
20代中盤の頃でしょうか。その時、私は会社員で、研修旅行という名目でオーストラリアに送り込まれていました。研修旅行といっても"海外で経験を積んでこい"という意図の物でたいていの社員はフィリピンやインド、中国などに航空券だけ持たされて送り込まれるのですが、私の場合、入社前にそういった地域には馴染があるので会社側も苦慮した結果、先進国に送り込むというイジメを思いついたようでした。 入社までの流れもあ . . . 本文を読む

スーパーカブでタイ=Day2

2007年11月26日 | 旅の風景
列車の車窓から優雅に風景を楽しみながら、朝のチェンマイ駅へ到着です。この日から本格的に旅が始まります。 過去のウンチクを読んだ方はご存知の通り、私は現地調達においてかなり客引き依存度が高いのです。チェンマイ駅で探すのはまず客引き。ところが昔のようにワンサと客引きが居てくれません。ようやく見つけた客引きに話を聞いて、ゲストハウスが借り切っているミニバスに搭乗(無料)。このまま楽勝の予定だったの . . . 本文を読む

スーパーカブでタイ=Day1

2007年11月25日 | 旅の風景
企画段階で決めたアウトラインには実は1箇所裏計画がありました。初日は東京からバンコク飛んで、その足で夜行バスを使って一気にチェンマイまで移動をかける事になっているのですが、可能であれば夜行列車の寝台車に飛び乗りたいと考えていました。 17年振りに訪れるバンコクは空港もドンムアンから新空港に変わっており、馴染の29番の市バスで市内へ出る事もできません。このような事は事前に調べる事もできるわ . . . 本文を読む