旅のウンチク

旅行会社の人間が描く、旅するうえでの役に立つ知識や役に立たない知識など。

屋台の国のファーストフード

2008年06月27日 | 旅行一般
ファーストフードの不思議 巨大資本の元にチェーン展開が行われているファーストフード店のいくつかは、様々な国に店舗を展開していて、渡航中に目にする事もしばしばあります。 初めての自由旅行で、どうにも上手く食事にありつく事ができなくて、結局マクドナルドのハンバーガーやケンタッキーのチキンで食事を済ませた事がある人も多いのではないでしょうか。実際、”マクドナルドやケンタッキーを見つけてホッとした”とい . . . 本文を読む

チェンコンで魚採り

2008年06月24日 | 旅の風景
今から20年も前の話。私はチェンコンという町でメコン川に釣り糸をたれていました。川の向こうはラオスの町。川沿いの木立の向こうにフランス植民地時代に形成されたと言う町の屋根が見え隠れしています。ゲストハウスで借りたつり道具に、河原を掘って捕獲したミミズを餌に半日頑張ってみたのですが、小魚一匹釣れませんでした。このあたりは、メコン大ナマズという巨大なナマズで有名なのですが。 その悲惨な結果を見かねた . . . 本文を読む

味方と出会うために。

2008年06月23日 | 旅行一般
前回、自分を守るために自分の味方と成り得る人間を増やしておくと言う話題に触れました。今回はそのために必要な事やそれを自然に行うための工夫などに触れてみよと思います。 のっけから少し話題が逸れるのですが、ここ数年で私が感じる事が多くなったのは、お客様の中に猜疑心にとらわれた方が増えたという事です。私個人は手配する側として、自分自身が考えるベストな方法論を提示する事をいつも考えています。それが考え不 . . . 本文を読む

自分の身は自分では守れない

2008年06月21日 | 旅行一般
私は過去、いくつかの治安の悪い国、戦時下にある国、武装民兵が闊歩する町など、少し危険性のある国への渡航経験もありますが、幸いな事にそれほど大きなトラブルには巻き込まれずに帰国することができました。 幸運に恵まれていた面もあるでしょうし、見た目ほど実際の現地は危険では無かったという事も多々ありました。私自身は現地でも比較的のん気にやっていたので、治安の悪い地域などでの旅の方法についてあまり参考にな . . . 本文を読む

旅の荷造り

2008年06月20日 | 旅行一般
出発日を目前にして、荷物をバッグに詰めているとき、何か忘れ物がないかが気になって、何度も荷物を詰めなおした体験はありませんか。私の場合、昔は荷物そのものが少なかったのであまり気にしたことがなかったのですが、バイクツアーの添乗員となると機材がそれなりの量になるので、やはり不安を感じることが多々あります。出発前日には重要な装備、例えばモトクロスブーツや、ヘルメット等を忘れた事に現地で気がついて慌ててい . . . 本文を読む

ミネラルウォーターは高値の花

2008年06月19日 | 旅の風景
体調不良のためパキスタンのギルギットでしばらく滞在していたときの事である。私は一人のベルギー人旅行者と知り合いになりました。そして、どんなきっかけだったか、ある日、”少し良いところで食事をしよう。”と、シャングリラというホテルで奢ってくれることになったのです。 シャングリラホテルのレストランはエアコンが効いていて、のぼせるように暑い外とは別世界。ウェイターが窓際の席へ案内してくれる途中で我々が目 . . . 本文を読む

スイス人のスイスアーミーナイフ

2008年06月18日 | 旅の風景
アーミーナイフ2 先日アーミーナイフに少し触れた際に蘇った記憶があります。 パキスタンのギルギットで昔会った旅人。40台後半位のスイス人、一人旅の途中で多分、カラコルムへ行くための交通機関を探していたのだったと思います。同じ安宿、”ツーリストコテージ”に滞在している人間の中で比較的長期滞在していたことと、年齢、それからいつも落ち着き払ってゆっくり話す話し方が妙に重みがあて皆から一目置かれていた人 . . . 本文を読む

満員電車を少し空かせる秘策

2008年06月17日 | その他
満員電車に乗ったときや、車を運転していて渋滞に巻き込まれたとき、ついつい口をついて”混んでるなぁ”とうんざりした言葉が出たりしませんか。 私は、この言葉を耳にするたびに妙な気持ちになるのです。というのも、この言葉を口にしている人物も満員電車や渋滞の原因となっている存在であって、被害者でもあり原因でもあるという奇妙な立場だからです。 他の交通量が多い事から自分が被害を被っているようにも思えますし . . . 本文を読む

アーミーナイフ

2008年06月16日 | 旅行一般
私の旅先にいつも一緒にいた荷物が1点あります。それは”スイスアーミーナイフ”。ビクトリノックス社のアーミーナイフは就職が決まって東京に引っ越してきたときも私と一緒にやってきて、姉に包丁をもらうまでは私のアパートでの包丁として機能していました。 オートバイツアーの添乗員として、時々、プライヤーが必要となるようになったため、現在では現役をレザーマンのスーパーツールに譲っていますが、このアーミーナイフ . . . 本文を読む