こんにちは、川北中学校です。
本日ご紹介するのは、一昨日18日に行われた「令和5年度全国学力学習状況調査」の実施風景です。
生徒たちは小学校で1度、中学校で1度の合計2回この調査に取り組みます。中学校の対象学年は「3年生」です。実はこの調査、毎年同じ教科で行うわけではありません。昨年度は「国語」・「数学」・「理科」の3教科でしたが、今年度については、「国語」・「数学」・「英語」という組み合わせの3教科で行われています。調査を受けた3年生は当然のことながら疲れたと思いますが、今年は英語でヘッドセットとタブレットを使った「話すこと調査」があり、「生徒質問紙調査」を初めてオンライン調査にしたこともあって、事前準備から調査終了まで、私たち職員も例年以上に緊張感を持って臨みました。
ご存じの方もいらっしゃるとは思いますが、本調査の目的は・・・『義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から、全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し、教育施策の成果と課題を検証し、その改善を図るとともに、学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる。さらに、そのような取組を通じて、教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する。」(令和5年度全国学力学習状況調査 実施要領1より)ことにあります。もう少し短くまとめると、『その教科で生徒が得意なこと・苦手なことを明らかにし、授業をはじめとする教育活動の改善を図る。』という感じになろうかと思います。成績評価の材料や進路選択の指標とするために実施する「テスト」(定期テスト、学力テスト等)とは目的が異なる(勿論、テストにも自分たちの授業の成果を検証するという目的は含まれていますが)ので、全国学力学習「テスト」という名称ではなく、全国学力学習状況「調査」というわけです。
この後は職員で手分けをして自校採点をし、その結果を分析して「自分たちの授業の改善」等に生かしていくことになります。生徒・保護者の皆様には、後日「個人票」(業者採点・分析)と「学校だより特別号」で結果をお伝えしますのでしばらくお待ちください。
「 英語 話すこと調査には、理科室を使用しました。」