主婦が作ったNPO e-Lunch(イーランチ)

NPO法人イーランチの理事とIT企業勤務、コーチングも実践中のよくばりワーキングマザー

真の優しさは強いからこそ

2007-07-12 | e-Lunch(イーランチ)のNPO活動

今年度、焼津市の社会教育委員に委嘱され「平成19年度中部地区社会教育委員連絡協議会志太地区社会教育委員研修会」(ながっ・・・)に参加してきました。
(このタイトルをかまずに一気に言った”閉会の言葉”はそれだけで思わず拍手したくなりました

午前中は分散会ということで13~15人ずつに分かれて意見交換会。

午後は元清水南高校ラグビー部監督の白井三郎さんによる講演会でした。

実のところ、昨夜かなり夜更かししてしまい、このコンディションでの講演会はキツいなぁ・・・と思っていたのですが、白井さんのお話、とても良かったです。

現役監督時代には、12回も花園(全国高校ラグビー大会)に出場されています。
監督と同時に教師でもあった白井さんの子どもたちの触れ合いの中で教えられたという数々のエピソード、その中で感じたことなどを、スポーツマンらしいぼくとつさと温かさを持ってお話されました。

また息子さんが同校のラグビー部に所属され、花園目前の練習中、息子さんが大けがをしてその後松葉杖の生活になってしまったことは、本やドラマにもなっています。
(「松葉杖のラガーマン」。調べてみたらキムタクが演じていたのね。ビックリ!)

さて、白井さんのお話、レジュメがまた面白い。
エピソードのキーワードがパラパラとかかれています。
これをヒントにあるときは楽しそうに、ある時は真剣に1時間と少し、お話して下さいました。

いくつかあったお話の中で一番印象的だったのは、「真の強さ」と「真の優しさ」のお話。
これらは苦労のみから生まれる、とレジュメには書いてありますが、お話の中からくみ取れたのは、真の強さがなければ本当の意味で優しくなれないのではないか、という事。

ピンチの時に本性が出る、だけどその時に優しくなれるのは強いから。
そんな風に受け取れました。

我が家はたまたま息子が二人。
考えてみれば、勉強の成績なんてほどほどでもいい。
真に強くて人に優しくなれる人間に育って欲しい。
子育ての軸はそんなところにあるのかな・・・窓の外の降りしきる雨を眺めながら、そんな風に思いました。

白井さん、とても素敵なお話でした。
ありがとうございました。