ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

アブダビ・ゴルフ・チャンピオンシップ

2008年01月20日 23時34分11秒 | スポーツ
14日(土)、プラチナスポンサーだという取引先がVIPの招待券をくれるというので、アブダビ・ゴルフ・クラブで開催されているアブダビ・ゴルフ・チャンピオンシップの3日目を観に行く。プロのトーナメントを観に行くのは生まれて初めてだ。勝手がわからないから、同じコースで何度もプレーしている師匠にご一緒いただく。

アブダビには今のところゴルフ・クラブはひとつしかなく、ここがトーナメントで使われると、メンバーはドバイにでも来ない限りゴルフをする場所を失う。そのせいか、私が知る限りでも日系企業のアブダビ駐在員が大勢ギャラリーとして来ていた。ただし、この日我々以外にドバイ駐在員はみかけなかった。

このトーナメントは、ヨーロピアンツアーの一環だ。私が知っていたのは、モンゴメリー・ゴルフ・コースを設計したコリン・モンゴメリーくらいだが、世界ランキング7位のアダム・スコット、16位のヘンリク・ステンソンなどヨーロッパの有名選手が参加している。日本選手では世界ランキング30位以内には谷口徹しかいないことを考えると、とんでもない実力のプレーヤーの集まりに違いない。そんな選手のプレーを間近に見ることができるのはゴルファー冥利に尽きる。なお、師匠によれば、エミレーツ・ゴルフ・クラブで1月末から開かれるデザート・クラシックに比べてギャラリーの数は格段に少ないとのことで、これもラッキーだ。

4番ホールのグリーン奥に腰掛けて、選手のボールを待ち構える。グリーンをこぼれてバンカーに入れる者も中にはいるが、それでもほとんどがパーであがってしまう。真似しようとしてもできないことはわかっているが、プロとはこういったものかと感心する。

この日17アンダーまでスコアを伸ばしたマルチン・ケイマー(下の写真)が最終日の日曜日スコアを2つ落としたもののリードを守り15アンダーで優勝し333,333米ドル(3並びは第3回だからだろうか)を手にした。予選落ちした昨年の優勝者ポール・ケーシー(世界ランキング21位)がVIPルームに来ていたのを師匠がめざとくみつけ、私もこの日買ったばかりの帽子にサインしてもらった。同じくVIPルームに来たコリン・モンゴメリーも至近距離にいたが、残念ながら取り巻きが多すぎてサインはついにもらいそこねた。選手の顔と名前を少しは覚えたので、これからはテレビでゴルフの試合を観る時の楽しみが増えそうだ。

(上の写真は、アブダビ・ゴルフ・クラブのクラブ・ハウス)



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