外国人弁護士の法廷活動 ２００９年より制限

外国人弁護士がドバイにおける裁判で依頼人の代理人ができたとは知らなかった。

ガルフニュースの記事を読む限り、現時点では最高裁まで外国人弁護士が代理人となることが許されているらしい。これを２００９年は第二審、最終審で外国人弁護士が訴訟代理ができなくなるようにするということだ。第一審での外国人弁護士の代理は２０１２年３月末まで許されるとのこと。これもエミラタイゼーション（UAE国民化）の一環ということなのだろう。

もっとも、裁判で用いられるのは公用語のアラビア語だから、外国人と言っても事実上アラビア語圏の弁護士に限られるだろう。現時点でどれくらいの数の外国人弁護士が法廷活動をしているかは不明だ。

ドバイに住む日本人にとっては、大勢に影響があるとは思えない。ただ、アラビア語ができさえすれば、外国人弁護士でも法廷に立つことができるというのが面白いと思う。そういえば、この国でどのように法律家が養成されているかを聞いたことがない。少し調べてみたくなった。