ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

デザート・サファリ

2007年03月23日 23時50分31秒 | スポーツ
ドバイでは金曜日は休日だ、とこのブログで言い続けてきたかいがあったか、最近では東京から金曜日に電話がかかってくることはめっきりなくなった。メールは相変わらずだが、急ぎでないものは月曜日までに返事するとだけとりあえず返信すればいい。

私は、今のところ、東京とのやりとりがほとんどなのでまだ楽な方だ。本社がロンドンにある支店の駐在員は、当地の営業時間が終わった後も、ロンドンがまだ開いているから、対応せざるを得ないことがあると聞くから、気の毒だ。

さて、出張に来ていた同僚2人が、当地で金曜日を過ごすことになり、何か面白いものはないかと言うので、かねて行ってみたいと思っていたデザート・サファリに一緒にでかけることにする。

ナイト・ツアーズ(Knight Tours)という会社に同僚が直接電話で予約。3時半に同僚の泊まるホテルまで、大柄のアラブ人がトヨタのランドクルーザーで迎えに来る。後は地球の歩き方などで紹介されているとおりだから、詳しくは書かないが、特筆すべきはこのツアーかなりの体力を要求される。ただでさえアップダウンの激しい砂漠をハンドルを右に左に大きく切りながら運転するから、シートベルトをしていても腹筋や背筋をかなりつかう。アパートに帰ってきて、風呂につかって砂を流しているとあちらこちら筋肉痛になっているのに気づく。車酔いする人、心臓が弱い人は、止めた方がいいかもしれない。(そういう事前の説明は一切なかったが)。

らくだに乗り、民族衣装を着せてもらい(私は自分のがあるので着なかったが)、バーベキューとデザートで満腹になったあと、ベリーダンスのショーを堪能する(これは別に書くだけの価値がある)。ホテルに帰ってきたのは9時半だった。これだけ盛りだくさんで、一人200ディルハムは、同僚が値切った成果とは言え、コストパフォーマンスがきわめて高いと感じる。

なお、先日総領事館に免許証の翻訳証明をもらいに行った時、掲示板に、日本人のグループが自分達だけでデザートサファリをしようとして、車が砂にはまって動かなくなり、地元の警察に救出されるという事件について書かれた紙が貼ってあった。初心者向けのコースでも、こういうことは起こりがちだそうで、必ず何台かまとまって行動する必要があるということだ。

こちらにいる間に、一度は砂漠のドライブにも挑戦したいものだ。その前に相当練習を積む必要がありそうだ。

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