月曜日19時半頃、ふと西の空を仰ぐと三日月を弓に見立て弦の中心あたりにくっきりと星が輝いている。そういえば、昨日のガルフニュースで天体ショーがどうとか言っていたのを思い出し、慌てて部屋に戻る。
掩蔽(えんぺい)または星食(せいしょく)と呼ばれる星が月に隠される現象で、この日、月に「食べられてしまった」星は金星。ドバイ天文協会によれば、金星の星食が起こるのは1年に1回か2回。また、この日の星食を最もよくみることができるのはエジプトだが、星食が始まるのはUAE上空とのこと。
上はアパートのベランダから10倍ズームのカメラを3脚を使って固定して撮った写真。18日19:55撮影。金星は20時には月の裏側に隠れてみえなくなってしまった。
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