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離断性骨軟骨炎では、関節軟骨の一部が剥がれ、その断片が関節内に遊離している状態です。
多くのケースは、傷害がその引き金となります。膝関節や肘関節、足関節などで発生します。膝関節等の荷重関節では、圧迫力に剪断力(捻り動作)が加わることが発生のメカニズムとなります(バスケットボールのピボット動作等)。
代表的な症状には、以下のようなものがあります。
- 特定の動作で鋭い痛み
- 関節のロッキング
関節内には滑液という液体がありますが、この水溶液には豊富な栄養素が含まれています。離断性骨軟骨炎によって関節内に遊離した軟骨(関節ネズミ)は、傷害直後は小さな断片であっても、滑液から栄養を吸収して、次第に大きくなっていきます。
従って、傷害から暫く経過したのちに、自覚症状が現れるというケースもあります。当然ながら、時間とともに悪化していくことが多いでしょう。
治療法は、カイロプラクティック等の保存療法、もしくは手術による遊離軟骨の除去のいずれかになります。
カイロプラクティックでは、遊離軟骨の関節内におけるポジションは変化させることで、一時的に関節のロッキングやそれに伴う痛みの軽減を行うことはできます。しかし、根本的な治療ではなく、あくまでも対症療法となります。
手術に関しては、御自身が以下のいずれかの項目に当てはなるようであれば、考慮すべきだと思います。
- 年齢的に若い(20歳以下)
- 日常生活に支障をきたすレベルの症状
- プロ(もしくはセミプロ)のスポーツ選手
しかし、野球の清原や松井(秀喜)を見ても、術後の経過は芳しくなく、選手生命に関わる重大疾患であることに間違いはありません。
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