いろいろな症状の患者さんが来られます。
カイロプラクターとして15年以上経過していますが、未だに初めてお目にかかる症状に遭遇します。
正確には症状ではなく、症状の原因(発症のメカニズム)と表現した方が良いかもしれません。同じ症状を持っていても、その原因が異なるケースがあります。
典型的なメカニズムで発症しているケースは、非常に簡単に改善が可能です。しかし、そうでない場合がチャレンジとなるわけです。
初診時に気付かなくても、2回目、3回目の診療の時に気付くこともあります。しかし、10回目でやっと気付く時や、結局原因がつかめないまま終わってしまうケースもあります。
さらに、原因がわかっても、自分自身にその対処法がない場合もあります。
そのような時は、当然ながらいろいろリサーチをすることになります。専門文献を読み漁ったり、徒手療法的な治療法を探ります。
解剖学、運動学、検査学等の基礎的な知識を備えているので、概念さえ理解できれば、そこから独自の治療法へと発展させることは、それほど難しいことではありません。
そのようにして、体系化したのが、AKT(Arthro-Kinesiological Technique)です。
まだまだ未完成ですが・・・。