京都童心の会

ほっこりあそぼ 京都洛西の俳句の会
代表 金澤 ひろあき
俳句 冠句 自由律 詩 エッセイなど同好の人たちと交流

2023年3月 京都童心の会 通信句会結果 追加

2023-03-28 16:31:58 | 俳句
2023年3月 京都童心の会 通信句会結 追加
○岡畠真理子選
特選 6 一羽来て二羽来て逃げし寒雀   中野硯池
 待ち合わせていたのでしょうか?冬場はよりふっくらとしてかわいさが増す雀たち。
家の近所では見かけなくなりましたが、とある冬の日、田畑の多い地に並んでいる数
本の木(高さ3メートルくらい)に雀たちがすずなりに泊まっていてチュンチュンにぎ
やか。落葉樹なので、まるで雀がなる木のようでした。
 写真を撮ろうと近付いたら一斉に飛び立ち、諦めて少し離れるとまた戻ってチュンチ
ュン。雀たち、見ていてあきないです。
18 大根焚きふるまう人の汗光る  青島巡紅
19 篝火に影揺らされて巫女の舞う 同
22 啓蟄や人の出も増え繁華街   同
23 浅い夢手元に残るオルゴール  同
26 樹々の間に見え隠れする春の雪 同
27 芽吹く樹々子供ら森を駆け巡る 同
32 菜の花やまだ雪かぶる比良山系 三村須美子
34 折り紙の雛を飾りて客を待つ  同
37 盆梅展切り絵兎の飛び跳ねて  同
43 寒椿紅色に咲き寒空や     野原加代子
49 丸くなる平和な猫の日が良かろ 金澤ひろあき
54 並び立つ 視線は新たな地平線 同
58 賑わう門 鹿も混じってお水取り 同
67 春の日差し地球全体をつつんでと 蔭山辰子 


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