2025年5月 京都童心の会 通信句会結果
花よりも
金澤ひろあき
4月の祝園句会に行く途中、沢山の桜を見ました。
東寺の五重塔のまわり、桜が取り囲んでいます。
五重塔は、宇宙の構成要素である五大を示すと共に、仏のシンボルでもあるそうですから、仏を花が囲んでいるイメージも浮かびます。
花囲む仏身五重塔五大 ひろあき
祝園では、遠藤修司さんが車で迎えに来て下さいました。ありがとうございます。そして、元気になられた松村芳子さん、塩見すず子さん。仲間が元気になると、嬉しいものです。
よく笑う花よりダンゴの仲間たち ひろあき
花と新緑 元気になった仲間たち
花よりも今日の主役はお芋巻き
枚方より遠藤さんが、お芋巻きを持って来て下さいました。もとは徳島県の御菓子らしいです。金時芋をカステラで包んでいます。
楽しいひとときに合う甘さです。
皆さんの選です。
選者 真・・野谷真治 白・・白松いちろう
修・・遠藤修司 辰・・蔭山辰子
ひ・・金澤ひろあき 須・・三村須美子
加・・野原加代子 真理・・岡畠真理子
芳・・松村芳子 す・・塩見すず子
○松村芳子
1 八重の花学び舎六年高唱す ひ 辰
2 バラ園のあるようないよう曲がり道 す 修
3 バラの刺 心尖りても人を好(こう) 加 須
4 一人静楚々と平城山(ならやま)人恋し
5 蓬摘みいつしか二人相寄りて 須
6 草餅の緑と香り紙折に 真 加 す
7 シャボン玉世界は拡し旅立ちの日 (特 ひ)
8 口休めシャボン玉吹く一人ッ子
○金澤ひろあき
9 何も言わなくなった母に思い出話する (特 須)真 加 辰
10 父母を見送る私の中に落ちる花 (特 真)(特 す)(特 修)
11 もう母もいない花冷えのふるさと (特 芳)加 須
12 花びら拾う母の骨拾う 芳 真
13 母いない庭に残る切り株
14 東山笑う行列できる餅
15 草餅も事件の鍵の時代劇 芳 真 修 辰
16 極甘の餅あり昭和のふるさとは
17 よく笑う花よりダンゴの仲間たち 加
18 妹と兄の競演しゃぼん玉 真
19 あと少し届かない夢しゃぼん玉 芳 す 須 辰
20 花の果て意外なポツンと一軒家
21 鯖街道是れより洛中花街道 修
22 恋の猫風を起こして知らんぷり 加 須 修
23 関税のトランプ吠える草むしり 真
○塩見すず子
24 小さなプライド散りばめ、シャボン玉 ひ
25 戻らぬ夢捜してる 桜もち 加
26 シャボン玉飛び 阿・吽の呼吸になる ひ 修
27 四人組へ 幸運を呼ぶ桜餅
○遠藤修司
28 良い知らせオクラレルカの花言葉 ひ
29 若葉です心の中は不安色 ひ
30 ズボラな私伝動歯ブラシ
※訂正 作者より 30 「電動」が「伝動」になっていました。逆に心が伝わったかもしれません(笑)
31 名も同じ楽しき集いのエッセンス 須
○野谷真治
32 晴時々雨ポケットの風船 (特 ひ)す
33 鉛筆の丸み港チューリップ
34 四月の真夏日自死考古学 須
35 唇ゆでたまご月おぼろ 芳
36 ピラフセットサラダノタンポポ
○野原加代子
37 春来たる青空晴れて歩きたし
38 初桜この道通り孫歩き 真
39 初蝶や車の周り飛び周り
40 燕飛び納屋をくぐりて空舞し
41 春帽子母の御下がり被りして ひ 真 す 辰
42 シャボン玉幼子追いて空舞し 須
43 道に咲紫すみれまた会いて す 修
44 母子草恩師想いて歩きたし ひ 芳 修
45 鶯や今年も聞けしさえずりて 辰
○蔭山辰子
46 好きなのは桜吹雪と若葉の芽 芳 加 す
47 柿緑空に映えるかつばめ飛び
48 親子丼ごはんすこーし玉ねぎ人参じゃが芋 ひ 真
49 今ある米だいじにし安くなるの待ち
50 野球なし今日はババ抜き七ならべ(トランプ) す 修
51 万博へ行けずテレビで一日中 須
52 イタリア館 地球かかえるアトラス像 (行けるなら見たい)
○三村須美子
53 ハナミズキ思わず鼻歌青い空 (特 加)
54 好きだった鰻能登から百ケ日(特 辰)
55 山藤や向こうの山は鷹峯 加 辰
56 雲の獅子地に牡丹の咲き乱れ ひ
57 連休の出払っていて鳥の声 真 修 辰
58 5月3日平和憲法右往左往
59 牡丹の崩れ金魚隠れて一つの死 (特 ひ)芳 す
60 日の表裏くっきりツツジの咲き具合 芳
61 花は葉に見返り桜何代目 芳 辰
62 何もかも舐めて確かむ子の若葉 ひ 芳 す
63 こどもの日孫を呼び寄せバイキング 修
64 青嵐や暑い日寒い日まだストーブ 加 辰
花よりも
金澤ひろあき
4月の祝園句会に行く途中、沢山の桜を見ました。
東寺の五重塔のまわり、桜が取り囲んでいます。
五重塔は、宇宙の構成要素である五大を示すと共に、仏のシンボルでもあるそうですから、仏を花が囲んでいるイメージも浮かびます。
花囲む仏身五重塔五大 ひろあき
祝園では、遠藤修司さんが車で迎えに来て下さいました。ありがとうございます。そして、元気になられた松村芳子さん、塩見すず子さん。仲間が元気になると、嬉しいものです。
よく笑う花よりダンゴの仲間たち ひろあき
花と新緑 元気になった仲間たち
花よりも今日の主役はお芋巻き
枚方より遠藤さんが、お芋巻きを持って来て下さいました。もとは徳島県の御菓子らしいです。金時芋をカステラで包んでいます。
楽しいひとときに合う甘さです。
皆さんの選です。
選者 真・・野谷真治 白・・白松いちろう
修・・遠藤修司 辰・・蔭山辰子
ひ・・金澤ひろあき 須・・三村須美子
加・・野原加代子 真理・・岡畠真理子
芳・・松村芳子 す・・塩見すず子
○松村芳子
1 八重の花学び舎六年高唱す ひ 辰
2 バラ園のあるようないよう曲がり道 す 修
3 バラの刺 心尖りても人を好(こう) 加 須
4 一人静楚々と平城山(ならやま)人恋し
5 蓬摘みいつしか二人相寄りて 須
6 草餅の緑と香り紙折に 真 加 す
7 シャボン玉世界は拡し旅立ちの日 (特 ひ)
8 口休めシャボン玉吹く一人ッ子
○金澤ひろあき
9 何も言わなくなった母に思い出話する (特 須)真 加 辰
10 父母を見送る私の中に落ちる花 (特 真)(特 す)(特 修)
11 もう母もいない花冷えのふるさと (特 芳)加 須
12 花びら拾う母の骨拾う 芳 真
13 母いない庭に残る切り株
14 東山笑う行列できる餅
15 草餅も事件の鍵の時代劇 芳 真 修 辰
16 極甘の餅あり昭和のふるさとは
17 よく笑う花よりダンゴの仲間たち 加
18 妹と兄の競演しゃぼん玉 真
19 あと少し届かない夢しゃぼん玉 芳 す 須 辰
20 花の果て意外なポツンと一軒家
21 鯖街道是れより洛中花街道 修
22 恋の猫風を起こして知らんぷり 加 須 修
23 関税のトランプ吠える草むしり 真
○塩見すず子
24 小さなプライド散りばめ、シャボン玉 ひ
25 戻らぬ夢捜してる 桜もち 加
26 シャボン玉飛び 阿・吽の呼吸になる ひ 修
27 四人組へ 幸運を呼ぶ桜餅
○遠藤修司
28 良い知らせオクラレルカの花言葉 ひ
29 若葉です心の中は不安色 ひ
30 ズボラな私伝動歯ブラシ
※訂正 作者より 30 「電動」が「伝動」になっていました。逆に心が伝わったかもしれません(笑)
31 名も同じ楽しき集いのエッセンス 須
○野谷真治
32 晴時々雨ポケットの風船 (特 ひ)す
33 鉛筆の丸み港チューリップ
34 四月の真夏日自死考古学 須
35 唇ゆでたまご月おぼろ 芳
36 ピラフセットサラダノタンポポ
○野原加代子
37 春来たる青空晴れて歩きたし
38 初桜この道通り孫歩き 真
39 初蝶や車の周り飛び周り
40 燕飛び納屋をくぐりて空舞し
41 春帽子母の御下がり被りして ひ 真 す 辰
42 シャボン玉幼子追いて空舞し 須
43 道に咲紫すみれまた会いて す 修
44 母子草恩師想いて歩きたし ひ 芳 修
45 鶯や今年も聞けしさえずりて 辰
○蔭山辰子
46 好きなのは桜吹雪と若葉の芽 芳 加 す
47 柿緑空に映えるかつばめ飛び
48 親子丼ごはんすこーし玉ねぎ人参じゃが芋 ひ 真
49 今ある米だいじにし安くなるの待ち
50 野球なし今日はババ抜き七ならべ(トランプ) す 修
51 万博へ行けずテレビで一日中 須
52 イタリア館 地球かかえるアトラス像 (行けるなら見たい)
○三村須美子
53 ハナミズキ思わず鼻歌青い空 (特 加)
54 好きだった鰻能登から百ケ日(特 辰)
55 山藤や向こうの山は鷹峯 加 辰
56 雲の獅子地に牡丹の咲き乱れ ひ
57 連休の出払っていて鳥の声 真 修 辰
58 5月3日平和憲法右往左往
59 牡丹の崩れ金魚隠れて一つの死 (特 ひ)芳 す
60 日の表裏くっきりツツジの咲き具合 芳
61 花は葉に見返り桜何代目 芳 辰
62 何もかも舐めて確かむ子の若葉 ひ 芳 す
63 こどもの日孫を呼び寄せバイキング 修
64 青嵐や暑い日寒い日まだストーブ 加 辰

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