2025年6月 京都童心の会 通信句会作品 (追加訂正)
この中より、十五句を選んでください。さらに特選一句をお願いします。
特選句の選評をいただけるとありがたいです。
1 咳一つ港のチューリップ
2 雨ぶっきらぼう芍薬の赤
3 裸足のあと追う行き場のない風
4 一度しか死ねない靴下捜す
5 モーニングティサイレントタウン
6 花つかれ行き交う鹿の迷い道
7 雑草かなひとしく迷う茅花満ちて
8 雨宿り暮らしの声も筒抜けに
9 長湯して窓越し眺む菜種梅雨
10 大雨や平穏無事にとどまれり
11 うり漬けや歳ごと思う運不運
12 プランター ホロリポロン初きうり
13 古茶新茶目立たず一人生きて来し
14 新茶点て古茶となりつつ我米寿
15 日傘さす雨のうつ気を陽が反らす
16 新茶の茶柱うれし別腹へ
17 身勝手にキューリのひげのびのびと
18 月の光が照らしてくれる迷い道
19 雨あがり私から出す虹の橋
20 新茶で一服 最後の一滴まで
21 きげんよく香る新茶を一人占め
22 初キューリのめん玉を洗う
23 思い出したように雨の日は雨の虹
24 あこがれとは米寿色の新茶の香
25 八十年 指の数ほど迷い道
26 相合いガサの二人の今後どうにでもして
27 天気かな見なくても耳でわかる日
28 道まよい一休寺へひと休み
29 年老いて縁日遊び震える手
30 曲がった性根キュウリなら良かったのに
31 ボケ防止茶つみ歌で手を合わす
32 園児がはしゃぐヒマワリの迷い道
33 集中豪雨 なぜ水不足?
34 迷ったら元の道へわからないから迷い道
35 曲がらないよう型に入れるキュウリの勝手にさせて
36 適当に走った挙句迷い道
37 政治の茶番はマズイ番茶なら良かろうに
38 高速で困る人たまに居ますと係員
39 雨の大つぶカミナリ様のヨダレ!
40 片つむりは雨ふらし両目つむれば見えません
41 違った風景見る為しばし迷い道
42 カギが出た 何のカギだかわかりません
43 雨蛙ようやく俺らの天下来る
44 雨に染まる十薬花十字
45 点描の黄菖蒲の黄点灯す
46 ドクダミを指名手配のごとく抜く
47 十薬の小さな庭に天下布武
48 梅雨兆すみけんにしわの阿修羅の目
49 梅雨冷えに沈む五重の塔の影
50 食べごろをぽっちゃり胡瓜と相談す
51 初採れの胡瓜スマホにポーズとる
52 黄の花のかんざし胡瓜ハイチーズ
53 就活の迷い道に立つスーツ
54 迷い道その道しるべ七変化
55 迷い道 光あるほうあるほうへ
56 迷い道 シャカ・キリストの若き顔
57 古茶新茶 農水大臣交代す
58 迷い道 見えているのに遠い星
59 菜の花と一緒にゆれる黄蝶たち
60 ガラス窓 反射に光り蝶々二羽
61 夕焼けの雲パンダに似た笑顔
62 ふるさとに帰るのパンダさみしくて
63 年を取り思い出すのはバラ蕾
64 バラの笑みもらって亡きひと(夫)思いだし
65 両の手を合わせて祈る青天上
66 万博に行かずもテレビ ライブで見る
67 行かずとも話はや咲く万博よ
68 焚き方を古米古古米研究し
69 無いよりはマシでも日本は米の国
70 青葉かなこの道通り子ら歩く
71 燕飛び今年生きてる実感や
72 夏風や川沿い歩き鳥の声
73 藤の花垂れて咲きし雨降りて
74 母の日にお造り食べて祝いかな
75 初夏帽子今年も被りて母想い
76 時鳥耳を澄まして心地鳴き
77 葱坊主車窓から見るは人の顔
78 サングラス鏡で映す老人顔
79 紫陽花や色鮮やかに見惚れ咲き
80 佃煮の蕗の苦さにすすむ飯
81 おねだりのザラ舌猫になめらるる
82 バス待ちのスマホいじりの走り梅雨
83 越境やこっそり鋏赤いバラ
84 卯の花や段々畑の草筵
85 イヤリング付け浴衣体験異邦人
86 名を忘れ話そらして柿若葉
87 溝掃除ヨッコラショと梅雨に入る
88 紫陽花のさし芽で増やす鉢の数
89 立葵勢いづきて駆ける羽目
90 庭の梅色付き取り頃下準備
91 ジャガイモ掘り賑やかごろごろ大中小
※発行後作品が届きました。追加して訂正します。
この中より、十五句を選んでください。さらに特選一句をお願いします。
特選句の選評をいただけるとありがたいです。
1 咳一つ港のチューリップ
2 雨ぶっきらぼう芍薬の赤
3 裸足のあと追う行き場のない風
4 一度しか死ねない靴下捜す
5 モーニングティサイレントタウン
6 花つかれ行き交う鹿の迷い道
7 雑草かなひとしく迷う茅花満ちて
8 雨宿り暮らしの声も筒抜けに
9 長湯して窓越し眺む菜種梅雨
10 大雨や平穏無事にとどまれり
11 うり漬けや歳ごと思う運不運
12 プランター ホロリポロン初きうり
13 古茶新茶目立たず一人生きて来し
14 新茶点て古茶となりつつ我米寿
15 日傘さす雨のうつ気を陽が反らす
16 新茶の茶柱うれし別腹へ
17 身勝手にキューリのひげのびのびと
18 月の光が照らしてくれる迷い道
19 雨あがり私から出す虹の橋
20 新茶で一服 最後の一滴まで
21 きげんよく香る新茶を一人占め
22 初キューリのめん玉を洗う
23 思い出したように雨の日は雨の虹
24 あこがれとは米寿色の新茶の香
25 八十年 指の数ほど迷い道
26 相合いガサの二人の今後どうにでもして
27 天気かな見なくても耳でわかる日
28 道まよい一休寺へひと休み
29 年老いて縁日遊び震える手
30 曲がった性根キュウリなら良かったのに
31 ボケ防止茶つみ歌で手を合わす
32 園児がはしゃぐヒマワリの迷い道
33 集中豪雨 なぜ水不足?
34 迷ったら元の道へわからないから迷い道
35 曲がらないよう型に入れるキュウリの勝手にさせて
36 適当に走った挙句迷い道
37 政治の茶番はマズイ番茶なら良かろうに
38 高速で困る人たまに居ますと係員
39 雨の大つぶカミナリ様のヨダレ!
40 片つむりは雨ふらし両目つむれば見えません
41 違った風景見る為しばし迷い道
42 カギが出た 何のカギだかわかりません
43 雨蛙ようやく俺らの天下来る
44 雨に染まる十薬花十字
45 点描の黄菖蒲の黄点灯す
46 ドクダミを指名手配のごとく抜く
47 十薬の小さな庭に天下布武
48 梅雨兆すみけんにしわの阿修羅の目
49 梅雨冷えに沈む五重の塔の影
50 食べごろをぽっちゃり胡瓜と相談す
51 初採れの胡瓜スマホにポーズとる
52 黄の花のかんざし胡瓜ハイチーズ
53 就活の迷い道に立つスーツ
54 迷い道その道しるべ七変化
55 迷い道 光あるほうあるほうへ
56 迷い道 シャカ・キリストの若き顔
57 古茶新茶 農水大臣交代す
58 迷い道 見えているのに遠い星
59 菜の花と一緒にゆれる黄蝶たち
60 ガラス窓 反射に光り蝶々二羽
61 夕焼けの雲パンダに似た笑顔
62 ふるさとに帰るのパンダさみしくて
63 年を取り思い出すのはバラ蕾
64 バラの笑みもらって亡きひと(夫)思いだし
65 両の手を合わせて祈る青天上
66 万博に行かずもテレビ ライブで見る
67 行かずとも話はや咲く万博よ
68 焚き方を古米古古米研究し
69 無いよりはマシでも日本は米の国
70 青葉かなこの道通り子ら歩く
71 燕飛び今年生きてる実感や
72 夏風や川沿い歩き鳥の声
73 藤の花垂れて咲きし雨降りて
74 母の日にお造り食べて祝いかな
75 初夏帽子今年も被りて母想い
76 時鳥耳を澄まして心地鳴き
77 葱坊主車窓から見るは人の顔
78 サングラス鏡で映す老人顔
79 紫陽花や色鮮やかに見惚れ咲き
80 佃煮の蕗の苦さにすすむ飯
81 おねだりのザラ舌猫になめらるる
82 バス待ちのスマホいじりの走り梅雨
83 越境やこっそり鋏赤いバラ
84 卯の花や段々畑の草筵
85 イヤリング付け浴衣体験異邦人
86 名を忘れ話そらして柿若葉
87 溝掃除ヨッコラショと梅雨に入る
88 紫陽花のさし芽で増やす鉢の数
89 立葵勢いづきて駆ける羽目
90 庭の梅色付き取り頃下準備
91 ジャガイモ掘り賑やかごろごろ大中小
※発行後作品が届きました。追加して訂正します。

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