京都童心の会

ほっこりあそぼ 京都洛西の俳句の会
代表 金澤 ひろあき
俳句 冠句 自由律 詩 エッセイなど同好の人たちと交流

フリー句「次降りる駅」

2020-11-21 13:10:50 | 俳句
フリー句「次降りる駅」の巻
次降りる駅の手前で通路側の席埋まる  巡紅
小春日和にちょっと買い物       ひろあき
バーゲンセールに闘志満々の女性陣   巡紅
クリスマスソングが街に満ちていて   ひろあき 
今年はサーフィンのサンタさん来ないかな 巡紅
流れ星昔のことは夢枕         ひろあき
コロナ禍まだ良かったよという夢を見る 巡紅
ぼやき漫才客席みんなうなずいた    ひろあき
英雄は過程で屠った屍の波に流される  巡紅
聖地巡礼アニメファンのSNS      ひろあき
詩人バイロンの彫像と記念写真     巡紅
海に向かって雄叫びの歌        ひろあき
私掠免除持つ合法の髑髏旗なびく    巡紅
ご隠居はサーの称号持っていた     ひろあき
ダンスの日(11月29日) は鹿鳴館の開館日 巡紅
明治の肖像漱石鴎外渋い顔       ひろあき
富国強兵具を入れ過ぎた炊き込みご飯  巡紅
引き際の下手なギャンブル止められぬ  ひろあき
心ここにあらずの歩行者渡る赤信号   巡紅
毛沢東は大躍進と言ったけど      ひろあき
地球にはいない無尽蔵の魔力持つ魔王  巡紅
鞍馬山へ金星から降り立った      ひろあき
 京都の鞍馬山の奥の院には、古代に金星から降り立ったという神霊が祀られています。どういうご事情で、わざわざ地球にお見えになったのかしらん。それから、義経関係の遺跡もありましたね。若い頃は山歩きで、鞍馬も比叡も歩いて登りました。今はちょっとご無沙汰です。また行ってみたいな。