京都童心の会

ほっこりあそぼ 京都洛西の俳句の会
代表 金澤 ひろあき
俳句 冠句 自由律 詩 エッセイなど同好の人たちと交流

山頭火さんのふるさとへ 二

2020-03-02 08:13:33 | 俳句
山頭火さんのふるさとへ
       金澤ひろあき
 二
 駅からそれほど離れていないとのことなので、駅から北へ。まず、山頭火さんの実家跡まで歩きます。「ゆめ」という商業施設の近くにありました。少しわからずにうろうろしていたら、地元の女性の方が、わざわざ一緒に連れて行って下さいました。有難うございます。
 屋根の下に句碑が一つ。山頭火さんの「うまれた家は跡かたもないほうたる」の句が、黒いみかげ石に彫られています。元の家は切り売りし、その末に破産して熊本に移ったので、何もないとは聞いていましたが、本当に何もないのです。
 その昔は、その辺り一帯全てを持っておられたそうですが・・・。
  行き着くと句碑一つ はる風        ひろあき