DonkeyMの部屋

Donkeyはロバ。格好良くなく、足も遅い。「のろま」とか「馬鹿」といった意味。日々の感動、怒り、愚痴等を記事にしたい。

インターネットによる定額給付金申請手続きの問題点(新型コロナウイルス、10万円定額給付金)

2020-05-02 18:53:48 | 雑感
ようやく10万円の定額給付金の申請が始まった。しかし、貰えるようになるのは、2か月先?三か月先?見通しが全く立たないのが現状だ。通常の手続きは、市区町村役場から申請書類が送られてきて、それに記入して申請書を提出することになる。申請を受けた役所は、申請内容をチェックし、銀行の口座番号を登録して、ようやく支払い手続きになるという。住民の数が少ない場合は、すぐにでも対応できるだろうが、東京のように人数が多くなると、その処理に時間が掛かり、支給がいつになるのか分からない。そりゃ、そうだろう。これだけ面倒な手続きを踏むわけだから当然のことだ。
 一方で、政府は、ネット上でも申請ができると言い続けてきた。果たして、どのような手続きが必要なのか、調べてみた。まず、マイナンバーカードとICカードリーダーが必要だという。また、申請の手続きを見ていくと、電子証明書が必要になって来るというのだ。マイナンバーカードの普及率は14%しかない。加えて、電子証明書の有効期限は5年で、マイナンバーカード所有者で、証明書の更新手続きを行っている人はどれほどいるのだろうか?また、ICカードリーダーはどれくらい普及しているのか?「e-Tax」で、確定申告を作製している人でも、税務署に郵送または持参している人が多く、ネット上で確定申告を済ませている人はごく一部にしか過ぎない。その他の人は、まず、ICカードリーダーを使うことはないので、所持している人はますます少ないことになる。給料以外に副収入があり、毎年確定申告しているような人ということになり、本当に困っているような人は対象外ということになるだろう。
 政府は、このシステム改修に、どのくらいの費用を掛けているのだろうか?聞いてみたいところだ。その金があったら、本当に困っている人に回して欲しい。要するに、政府が言っていたインターネットによる定額給付金申請はほとんど利用することが出来る人がいない無用な長物ということになるのではないでしょうか?
 
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オンライン授業?(ドイツ語会話教室、新型コロナウイルス)

2020-05-02 12:48:47 | 雑感

新型コロナウイルス感染予防のため、三月からずっとドイツ語教室が休みになっていた。そして、昨日の報道で、緊急事態宣言が1か月延長の報道が流れ、ドイツ語教室は当分お休みするしかないかと思っていたのだが、昨日、突然、ドイツ語教室の先生からオンライン授業をやらないかという提案のメールが出された。私は、昨日はメールを開けていなくて、今日になって、ラインの仲間からそのことを知らされた。
 「オンライン授業」というのは話題になって聞いていたが、まさか自分たちがやることを真剣に考えなくてはならない事態になるとは予想だにしなかった。
 なにしろ、教室のメンバーは70歳代が中心だ。先生が色々考えて心配してくれるのはありがたいのだが、果たしてメンバーが先生の提案に応じられるかどうか、ハードルはかなり高そうだ。取り敢えず、メンバーに連絡を取りながら、前向きに考えていこうかと思う。
 若かったら、意外と簡単に適応できると考えて、2つ返事OKして、すぐに始まるところなのだが、まずは、パソコンやスマートフォンなど、オンライン授業をできるようにハードを整え、ソフトをインストールして行かなくてはならないし、ソフトの使い方にも習熟しなくてはならない。連休が明けるころまでには何とか結論を出そうと思う。
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専門家会議の緊急事態解除の条件とは?(新型コロナウイルス、医療体制、保健所体制、PCR検査)

2020-05-02 08:14:10 | 雑感
昨日、新型コロナウイルス感染で、専門家会議が緊急事態解除の条件として挙げた要件は、①医療供給体制、②保健所の体制、③PCR検査体制の三つだった。これらは、新型コロナウイルス感染の問題が生じた当初から指摘されたことではなかったのか?横浜にクルーズ船が着岸し、新型コロナウイルス感染患者が出るようになった時に、既に分かっていたことだろう。あれからもう4か月が経過しているのに、政府はこれらに対して具体的にどのような対策を講じたのか?国民に対しては、外出自粛等々を要請して、我慢しろ我慢しろというばかりだ。保健所の職員を何人増員したのか?医療体制の強化に向けてどんな対策を講じたのか?PCR検査の能力向上に向けて、具体的にどんな対策を講じたのか?どれも、明らかにされていない。
 そもそも新型インフルエンザやエボラ出血熱、サーズといった感染症が問題となり、感染予防の必要性が問題となり、新型インフルエンザ等に対応するために、法律は作った。しかし、その一方で、保健所を減らし、職員も減らし続けてきている。私の住む八王子市では、税務署は移転して立派な建物ができて、仕事を始めている。しかし、保健所は、ボロボロの状態、外から見ると、まるで廃墟じゃないかと思う程だ。これはまさに政府が国民の命や健康を守ることに如何に消極的であったか、軽視してきたかを如実に物語っていると思う。
 自衛隊の予算は毎年毎年増額されてきた。日本は島国なのだ。どこかの国が海を渡って日本を攻めてくるなんて危機が迫ったとしよう。そんな国の暴挙を世界世論は許すはずはない。現在でも、日本の持つ軍事力は世界の中で10位以内の装備を供えていたと思う。自衛隊を海外にまで派遣しようとするから、余計な予算が必要になるのだ。戦争の危険よりも、地震や台風、病気といったことによって命を落とすことの方がずっと多い。安倍総理は事あるごとに、国民の命や安心安全を守ると口にするが、行っている政策は、これと全く逆行しているように思う。
 今回、新型コロナウイルスが問題となっているが、アメリカ、ロシア、中国などでは、生物化学兵器の開発に余念がない。また、地球環境の変動によって、これから新たな病気が出て来る可能性もあるのだ。これらにきちんと対処して行けるような体制を作って行くこと、これが、国民の命や安心安全を大切にし、「日本の防衛」に繋がると思うのだが、いかがでしょうか?
 新型コロナウイルスが安倍総理に味方していますね。だって、新型コロナウイルスがなかったら、公文書廃棄問題や検事定年延長問題、桜を見る会の問題等々で、国会周辺にはデモ隊が毎日毎日押し寄せて、今頃は騒然となっていたことでしょう!今回の新型コロナウイルスでは「三密」を避ける必要があるため、デモ隊が押し寄せる心配が全くない。安倍総理も「安心安全」で良かったですね!
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