入れ歯というものは、どうしてもきつ過ぎたり、が外れやすかったりで、なかなかぴったりと歯茎にフィットするものができない。まあ
原理的には、歯茎と入れ歯が隙間なくぴったりとフィットしていれば、なかなか外れるものではないのだが、何しろ、歯茎と入れ歯のフィット具合は歯科医のか勘に頼る部分が大きい。そこで、如何にフィットさせるかが、歯科医の腕の見せどころというものなのだろう。でも、それは所詮、手作業で作るもの、やはり限界というものがある。
通常、型を取り、その型に入れ歯の歯茎の材料を流し込んで作る。そして、後は、実際に歯茎に付けてみて、具合を確かめながら調整して行くという工程を辿る。
最近、記述革新のすさまじい3Dプリンターを使って、入れ歯を作ったら、それこそ歯茎にぴったりあった入れ歯が作れるのではないだろうかと夢みたいなことを考えてみた。
一昨日に、歯医者に行った時に、歯科医に「入れ歯を3Dプリンターで作れないのでしょうか?」と聞いてみたら、歯科医は「入れ歯には歯茎の部分と刃の部分があって、材質が違うからね!できないでしょう!でも、そのうち、そういう時代が来るかもね。」と話していた。この歯科医は、どうも新しいことにはちょっと消極的な感じがした。
でも、将来的に、歯茎の形状を精密に測定し、3Dプリンターで歯茎にフィットする入れ歯が作れるようになったなら、インプラントなどという面倒な手術も必要なくなり、救われる人はとても多いことだろう!ただ、これは夢の話で、後、4,5年先のことになるだろうと思う。