さて、剥離で発生した汚水は、R社が特注したオリジナル水処理装置が綺麗にします。
受水槽。汚水が入ります。
凝集反応槽。まずは攪拌しながらpH(ペーハー:水素イオン指数、酸性とかアルカリ性のこと)を調整します。
※中央の透明なパイプの先に、pH測定用ガラス電極があり、パイプの中はpH7の溶液が入っています。
PAC(ポリ塩化アルミニウム)やポリマー(高分子凝集剤)を滴下して、水中の細かい浮遊物を大きな塊にします。
沈殿槽。真ん中の波板は『越流板(えつりゅうばん)』。
水中浮遊物のほとんどは、ここで沈殿します。
ろ過原水槽。沈殿槽から越流した水は、この油分を吸収するフィルターを通り、
砂ろ過塔と、さらに活性炭吸着塔を通ります。
可搬型の水処理装置で、ここまでやっている業者は、ほとんどいないと思われます。
放流槽。この段階で、汚水は綺麗で透き通ったお水になっています。