トラが3びき。+ぶち。

トラ年の人間2ひきとトラから名前をつけた犬(ワイマラナー)1ぴき+ぶち(イングリッシュポインター)1ぴきのおはなし。

クマルの決意表明。

2014年03月26日 | 用務員便り

「今日は絶対の絶対に!」




「シャンプーされないゾ!!!」





しばらく固辞していたクマルですがこのあと
「はいっ!たっちして~」とパンッと手を叩くと
立ちあがってスタスタとどいなについて風呂場へ連行されました。






「ハァ~、なんでまた騙されてしもたんやろ」






記事とは関係のない話ですが
訓練の最終回でトレーナーさんと話していて、以前記事にもした
散歩中ずっと褒め続けるのが大変という話をしました。

そしたら、もうクマルは散歩できてきているし
だんだんめんどくさくなって褒める回数が自然と減るくらいの感覚でいいですよ~と言われました。
そして、褒める代わりに体の横とか頬とかをたまになでてやるというのもいいでしょうということでした。

ちょっとほっとしました。


訓練8回目。(最終回)

2014年03月25日 | 用務員便り

高校球児が年下になったのははるか昔。
監督が年下になる日も近い。。。(汗)
用務員です。


日曜日はクマルの訓練。
先日書いていた通り、今回でひとまず最終回です。

また動物病院へ行き、外待合に座って病院から出てくる犬への反応をチェック。

この日は落ち着いたり、興奮したり色々でしたが大きな問題はありませんでした。

だんだんトレーナーさんもクマルの性格を掴んできてくださったようで
オスワリさせて落ち着かせるだけでも、長時間やっていると逆にどんどん興奮していくタイプなので
オスワリで一旦リセットしたあとは、解放してあげて好きにさせてやるほうが落ち着くようですね、と話していました。

一旦呼んでオスワリさせて興奮をリセットしてやるというのが大切ですね。

あまりクマルと挨拶できそうな大型犬は来ず、待合に座っているだけでは時間がもったいないということで
せっかくなのでどいなが散歩を見てもらうことに。

この前日に私からどいなに教えて練習していたのでうまくできました。



この範囲にクマルをいさせるように意識して~






リードの長さはこれくらいで~
犬側に小指が来るように持ちましょう。






一人で歩いているつもりくらいの気持ちでずんずん歩く!

とても良いですね~と言われていました。

「先生!それは私が!!!ここまでとっても頑張ったからですよね!」と小学生のように手柄を主張したかった私ですが
大人なので我慢しました(笑)

クマルは 「用務員だけじゃなくてどいなともこの歩き方で行くんやな」ということを理解したようです。

今回はかなりまったりトレーニングという感じで
最後はトレーナーさんと私との「こんなマニアックな訓練道具知ってるか?」大会みたいになりました。
(私は色々調べるのが好きな上に、クマルが悪い仔パピーだったのでこれまで本当に色々調べ尽くしました)

他にも色々と犬を飼う上での話や、リーダーシップとか犬の性質とかためになるお話をたくさん聞くことができました。

今回はこれで最終回ですが
これからもまた機会があればお世話になると思います。



訓練終了後は、すぐ近くにあるカフェへ。
一般のカフェですが、ポーチ席だけは犬連れOKということでお邪魔しました。



どいなはケーキセット。私はスコーンセット。
美味しかったです。





犬にはお水とクッキーを出してくれましたー。

また行こうね~。


タッチの差。

2014年03月17日 | 用務員便り

昨日スーパーの前にポニーが来ていました。乗馬クラブの宣伝部長として。
可愛かったぁ。写真撮りたかったのですがこんな時に限って携帯を忘れて行っていて。残念でした。
用務員です。



さて、パラリンピックも終わりましたね。
スポーツの世界では0コンマ何秒でメダルの色が変わりますが



クマルも0コンマ何秒で



こんな美人さんから






こんなブサイクさんへ




目の上のくぼみがブサイクのポイントです。


日曜日のお楽しみ。

2014年03月13日 | 用務員便り

先日訓練中に小学校低学年男子に「あ、ヤギ!」って言われました。
クマルは今まで色んな物に間違えられたことがありますがヤギは初めてでした。
ちなみにいままでは「仔馬」「サーベルタイガー」などであとは「ホネホネ犬」とか。
ホネホネ犬はちゃんと犬と認識してくれてますね。小さい子はワイマラナーを犬と認識するのが難しいようです。
一般的な犬のイメージとはちょっと違いますもんね。
主に小学校低学年男子はいろいろ面白いことを言ってくれます。
用務員です。





さて、日曜日の朝、時間に余裕があって材料が揃っているときは
どいながこれを作ってくれます。




フレンチトースト。

最近、オサレなカフェなどで流行っていますが
私は我が家のフレンチトーストが一番好きです。
もし最後の晩餐をリクエストするなら、コレ!またはどいなのおにぎりかなぁ。



いつもパンの端っこにちょっとだけ残りの卵をつけて焼いたものをクマル用にも作ります。

おすそわけ。



フレンチトーストのときはもらえると分かっているので
私たちが食べているときからわっくわくのクマルです。


大阪城、梅林。

2014年03月12日 | 用務員便り

先日の訓練の朝、kumiさんから連絡があり、大阪城の梅林に行くけど一緒に行かない~?と誘っていただきました。

訓練が終わって、大阪城へ!

梅とか桜とか、そういうハイシーズンに大阪城に行ったことのなかった我が家。

車も人も大混雑でびっくり~。

犬もたくさんいて、クマルには良い練習でした。

って、駐車場から梅林までなかなか落ち着かず吠えまくって
いっぱいの人に振り返られて恥ずかしかったわい!

kumiさん一家と落ち合ったころには落ち着いていて、ララに会って大喜びしてました。
その後、混雑する梅林もまぁまぁ賢く歩いてはくれました。

途中何度も犬と擦れ違い吠えてしまうこともあったけど、全体的には悪くなかったです。







梅林でぱちり。

同じような写真ですが、クマルが変な顔してるので2枚とも載せておきます。
なんか1枚目のクマル、妙に筋肉隆々に見えるな。


大阪城からkumiさんちに移って、コーヒータイム~。



クマルは朝から訓練→大阪城→kumiさんち、と疲れたのかソファで寝てしまいました。

kumiさん、おいちゃんお邪魔しましたー。


訓練7回目。

2014年03月11日 | 用務員便り

今回は前回の訓練よりレベルを落としてまた動物病院へ戻ってきました。


動物病院でラッキーなことに偶然トレーナーさんの生徒犬にお会いしたので挨拶をさせてもらいました。



トレーナーさんがクマルを持って黒ラブのあいちゃんと挨拶。





あいちゃんはとっても良い仔。
なのに、クマルは総毛立っています。

クマルをご存知の方にはお馴染みですが
お尻の毛まで立って、シッポまでぼわっとなっています。





顔のほうに来られると苦手なクマル。
超変な顔をしています。

最初、あいちゃんにガウガウっといってしまったクマルですが
トレーナーさんによると、本気で噛みつくような感じではなくて
苦手で警戒しているだけ、ということでした。

あいちゃんの診察前、診察後と2回挨拶させてもらったのですが、2回目は少し慣れているふうでした。

あいちゃん&飼い主さま、ご協力ありがとうございました。



この日は動物病院の周りで待っている仔が全然いなくて
外待合でおとなしくしておく練習をしました。




トレーナーさんとどいなと談笑中。

この写真ではしていませんが、話している間はおすわりで待たせていました。
この日は犬が少なかったのもあってクマルはほぼ落ち着いた状態でした。



訓練前にトレーナーさんと前回ブログに書いたような話をさせていただきました。
この先、同じ訓練を続けるなら自分たちでがんばっていこうかなという感じで。
トレーナーさんも同じように考えていてくださったようで
飼い主の私たちに伝えるべきことは伝わったし、やり方も悪くないので
これからは、ご自分たちでやっていけると思いますよという感じのことを言っていただけました。

やはり、クマルがこういう仔というのを受け入れてやることは大切だし
クマルのケースは実際直るというところまで持っていくのはかなり難しいというお話でした。

クマルの場合、興奮がマックスまで跳ね上がりやすいし、一旦跳ね上がると元に戻すのが難しいです。
そういう時に、ただただお座りでじっとさせてもまったくおさまらなくて逆に歩かせたり自由にさせたりすることで落ち着くこともあるし。

興奮しているときに、スパイクでガンガンコレクションをかけてもそれが余計に興奮させる場合もある。
といって、布のチョークチェーンだけのコレクションだとクマルはへっちゃら。
という感じで、どういうふうにクマルに注意していくのかっていう加減がとても難しいケースだと言われました。

トレーナーさんに、難しいケースと言われるのは却って何かほっとするような部分もあったりしました。

というわけで今回の訓練そのものは次回で最終回です。


変てこなリード。

2014年03月05日 | 訓練部屋

最近、毎朝会社に着いた途端後輩とゲームアプリ「ツムツム」の話をするのが日課です。
用務員です。


さて、昨日はちょっとネガティヴな報告になってしまいましたが
次の訓練までに布のチョークカラーで散歩をする練習をしようと気持ちも新たに始めてみました。

でも、やはり布のチョークカラーだけでは犬に出会ってしまったときに心配です。

そこで、この方法。




写真が分かりにくくてすみません。



布のチョークカラーとスパイクを両方つけて、どちらにもリードをつけます。


普通に歩くときは、布のチョークカラーのほうのリードでクマルをコントロールして
スパイクについているほうのリードはだらりと垂らして一切スパイクのコレクションは効かない状態で歩きます。

そしていざ犬に出会って、クマルが興奮してしまったときは
スパイクのリードのほうを引いて、クマルをコントロールしようという作戦です。

この状態でまだ犬に会っていないので、想定通りうまくいくかどうかは分かりませんが。

布のチョークカラーだけでの散歩はどうだったかというと
まぁ、まずまず悪くないといったところです。

スパイクのときほどばっちりのリーダーウォークとまではいきませんが
最近のリーダーウォークの練習のくせがついているおかげで
「わーい、スパイクじゃないもんね~」みたいな感じで引っ張るということはしません。
これは、いまの訓練を始める前だったら考えられないことでした。
これから練習していって布のチョークカラーでもばっちり歩けるようにしたいですね。

でもねぇ、クマルってねぇ、ミョーーーーーーに頭が良いところがあるのでね。
変にズル賢いというか、、、
数日で気付くような気がするんですよ。
「あ、これ引っ張っても痛くないやつやん」って。

そうなる前に布のチョークカラーでもきちんと歩くんやでというのを叩き込みたいと思います。


訓練6回目。

2014年03月04日 | 訓練部屋

訓練6回目です。

今回はうちから40分くらいのところにある大きめのペットショップへ遠征。
ここはお店の横にドッグランが併設されているので、そこでクマルを犬に近づける練習です。


え~と、結論から言いますと、、、

今回は最悪の結果でした




最初はまた落ち着かせるために周辺を散歩。



ドッグランで楽しんでいる犬たちの気配が分かるからかなかなか落ち着かないクマル。




ショップの駐車場の中を歩きながら少しずつドッグランに近づきます。






おすわりさせて、また前回と同じようにエサをごっくんで落ち着かせようとしているところ。


最初に最悪でしたと書いたように、結局訓練の間中落ち着きませんでした。

しばらくおすわりごっくんで落ち着いても新しい犬が車から降りてくると
すぐにリセットされて大興奮。

長い間座らせても吠え続け、歩かせてもすれ違う犬に興奮するばかり。

私も疲れもあって、クマルは全然ダメだし段々イライラしてきました。

クマルが大きいだけに相手の飼い主さんに了解を取って挨拶させるのも難しく
トレーナーさんは「こういう犬ばかり集めたしつけ教室に行くとか・・・」って言われました。

「え?そんな都合の良いしつけ教室ありませんよね?」
と思わず言ってしまう私。

「それでも、その仔たちと仲良くなるだけなら意味ないですけどね」とも言っておられました。

ですよね~!!!

結局この日は一度も落ち着くことはなく、次回また動物病院に行って少しレベルを下げてやり直しましょうということになりました。

一応、今回クマルが他の犬に興味を示した後ではなくて、クマルがそっちを向こうとする直前にコレクションをかけると良いというアドバイスをもらいました。
これからまた練習が必要ですね。

あとはスパイクをどうしようかはトレーナーさんも迷っているようです。
布のチョークチェーンでいけるならそうしたいと言われているのですが
クマルが本気で引っ張ると布のチョークチェーンでは完全にこっちの体が持って行かれるので私の方に不安があります。
犬に会ったときにスパイクでコレクションをかけるとそれが罰となって
クマルの中で犬に会った時のイヤな思い出になってしまうから辞めたいということなんですが。

この日は犬にガンガン向かって行くクマルをリードで押さえ続けていたため両腕がだるく
次の日までずっと痛かったです。


訓練の次の日にトレーナーさんが言っていたことを考えたんですけど
「こういう犬ばかり集めたしつけ教室に行く」という案が出るということは
要するに、いまの訓練でこれを直す案はないって意味じゃないのか?と。

いや、直るとは思ってないし、直してくれよとも思ってないんですけどね。
ましになるってこともないんやなぁってなんかまた再確認してしまっただけかと。
前回の結果が良かったといってもまた前回から今回の訓練までの日常生活ではすれ違う犬にガンガン吠えてましたしね~。

やっぱりクマルはシーザーミランのパックに入れてもらうしかないか~。

スパイクのまま行くか、布のチョークチェーンの練習をするかも考えて行かないといけません。

PS:一応言っておきますと、別にトレーナーさん批判ではないのです。
トレーナーさんのおっしゃることはよく分かるし、一連の訓練のやり方も不満はないし
おかげさまでクマルはリーダーウォークできるようになったし。
ただ、やはり「直りませんよ」とはトレーナーさんは絶対に言わないけど
直らないことを受け入れて飼っていくというのも現実的には必要なんじゃないのかなーと思ったりしているわけです。