トラが3びき。+ぶち。

トラ年の人間2ひきとトラから名前をつけた犬(ワイマラナー)1ぴき+ぶち(イングリッシュポインター)1ぴきのおはなし。

訓練7回目。

2014年03月11日 | 用務員便り

今回は前回の訓練よりレベルを落としてまた動物病院へ戻ってきました。


動物病院でラッキーなことに偶然トレーナーさんの生徒犬にお会いしたので挨拶をさせてもらいました。



トレーナーさんがクマルを持って黒ラブのあいちゃんと挨拶。





あいちゃんはとっても良い仔。
なのに、クマルは総毛立っています。

クマルをご存知の方にはお馴染みですが
お尻の毛まで立って、シッポまでぼわっとなっています。





顔のほうに来られると苦手なクマル。
超変な顔をしています。

最初、あいちゃんにガウガウっといってしまったクマルですが
トレーナーさんによると、本気で噛みつくような感じではなくて
苦手で警戒しているだけ、ということでした。

あいちゃんの診察前、診察後と2回挨拶させてもらったのですが、2回目は少し慣れているふうでした。

あいちゃん&飼い主さま、ご協力ありがとうございました。



この日は動物病院の周りで待っている仔が全然いなくて
外待合でおとなしくしておく練習をしました。




トレーナーさんとどいなと談笑中。

この写真ではしていませんが、話している間はおすわりで待たせていました。
この日は犬が少なかったのもあってクマルはほぼ落ち着いた状態でした。



訓練前にトレーナーさんと前回ブログに書いたような話をさせていただきました。
この先、同じ訓練を続けるなら自分たちでがんばっていこうかなという感じで。
トレーナーさんも同じように考えていてくださったようで
飼い主の私たちに伝えるべきことは伝わったし、やり方も悪くないので
これからは、ご自分たちでやっていけると思いますよという感じのことを言っていただけました。

やはり、クマルがこういう仔というのを受け入れてやることは大切だし
クマルのケースは実際直るというところまで持っていくのはかなり難しいというお話でした。

クマルの場合、興奮がマックスまで跳ね上がりやすいし、一旦跳ね上がると元に戻すのが難しいです。
そういう時に、ただただお座りでじっとさせてもまったくおさまらなくて逆に歩かせたり自由にさせたりすることで落ち着くこともあるし。

興奮しているときに、スパイクでガンガンコレクションをかけてもそれが余計に興奮させる場合もある。
といって、布のチョークチェーンだけのコレクションだとクマルはへっちゃら。
という感じで、どういうふうにクマルに注意していくのかっていう加減がとても難しいケースだと言われました。

トレーナーさんに、難しいケースと言われるのは却って何かほっとするような部分もあったりしました。

というわけで今回の訓練そのものは次回で最終回です。