花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

都立滝山公園 滝山城址の桜  ”密になりようがない散策”

2022-04-11 | 散策
昨日から夏日の暖かい日となりましたが、
我が家から徒歩で約20分位の場所にある滝山城址に4/7(木)
桜を見てみようと出掛けました。
4/2(土)に予定されていた滝山桜まつりは、今年もコロナ禍の為に中止となり、
用事があり少し行く時期が遅れたので人もチラホラと寂しかったです。

滝山自然公園は、標高約160mの丘陵地の中心部にあり、北側は多摩川が削った、
70mほどの高さの崖になっており、この地形を利用して、
滝山城*があったことでも知られています。
約5000本もの桜の木が植えられている、都内有数の桜の名所として人気のスポットです♪
の謳い文句でありますが、まだまだみんなの認知度は低いと思います。 

滝山街道(国道411号)の「滝山城址下」バス停の脇に石碑が出来ていました。
入口の桜は枝垂桜です、     程なくしてお年寄りには少しキツイ坂道を昇る。
それから平坦に近い道に、公園案内板等があります。
三の丸址、1.5m程の空堀あとを見て、千畳敷址等を通り、
中の丸址の広場にでます。
トイレのある広場で、瓦屋根の建物は旧滝山山荘です。
例年ならこの広場でイベントが模様されていて大変に賑わいます。
中の丸からの眺望です。
手前が滝ケ原運動場、中程に流れる多摩川、そして拝島方面の街並みを眺める。

例年、桜がい満開の頃は至所に人が輪を作っているはずです。


中の丸址から本丸址に掛かっている引橋。
園内では土の堀(土塁)が入り組んだように掘られているのが見れる。
かっての滝山城では戦の時は外すことが出来たとされている。

本丸址も広場になっていますが、人は殆ど見かけませんでした。
ここも桜はありますが、殆ど葉桜になっています。ツツジがチラホラと咲いていた。
本丸址の奥の高台は、霞神社、金毘羅社などがあり、ここの北側でも眺望が良い。
本丸の眺望は、多摩川、狭山丘陵、秩父方面の眺望ができる。
拝島方面の奥に見えるのが狭山丘陵です。

本丸址側から戻り反対側に大池址の桜があります。
広い谷いっぱいに桜が植えられています。

綺麗に手入れされていましたので、本来ならこの桜の下で盛り上がったはずですが、
ごらんのように誰一人といませんでした。
この様子を見ながら帰途につきました。

*滝山城は、後北条氏、四代目氏政の弟、氏家が1559~1569年頃築城したとされ、
河岸段丘の地形を見事に活かした、関東屈指の城と言われました。
1569年に武田信玄の大軍に三の丸まで攻め込まれながら、少ない兵でしのぎぬいたと言われています。
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