前回の花木つながりで、つる性の花木を2,3並べてみました。
▼フジ(藤)
マメ科フジ属、つる性落葉低木、日本原産、花期:4月中旬~5月初旬
右巻き(ノダフジ)と左巻き(ヤマフジ又はノフジ)花穂は短めがある。
これは、ノダフジかな。*右巻き(上から見て時計回り)
近くのフジの花もほとんどが終わっています。
▼モッコウバラ(木香薔薇 ) 八重咲
バラ科バラ属、常緑つる性低木、中国原産、花期:4月~5月、
花は白か淡い黄色で、それぞれ一重咲と八重咲があり、直径2-3cmの小さな花を咲かせる。
黄花の一重や白花には芳香はある。
茎にトゲがなく好きです、よそ様は黄色い花がいっぱい咲いています、
茎にトゲがなく好きです、よそ様は黄色い花がいっぱい咲いています、
しかし、我が家の白色はまだ遠慮がちにパラパラです。
▼ノイバラ(野茨 ) 別名:ノバラ
バラ科バラ属、落葉つる性低木、花期:5月~6月、果期:9月~11月、
バラの中でも生命力が強く丈夫な種類で、品種改良や貴重なバラの品種を増やすための
台木として使われることでも有名です。
枝先の円錐花序に、芳香のある白い花を多数つける。花は直径約2cm。
花弁は倒卵形で、ふつう5個。雄しべは多数。雌しべは無毛。
花よりも目立つ実(偽果)は、秋から冬にかけて赤く熟し、
ジャムや果実酒あるいは装飾用に使われる。
▼サルトリイバラ(猿捕り茨) 別名:サンキライ(山帰来)
サルトリイバラ(ユリ)科シオデ属、蔓性低灌木、花期:4月~5月、雌雄異株、
刺があり繁茂したところに、猿が引っかかって捕まってしまうことから。
葉の展開と同時に葉腋から散形花序をだし、淡黄緑色の小さな花を多数つける。
花被片は6個、長さ約4mmの長楕円形で、上部はそり返る。
雄花の雄しべは6個。雄花の雌しべと雌花の仮雄しべは共に退化し、殆ど目立たない。
雄花
サルトリイバラ(ユリ)科シオデ属、蔓性低灌木、花期:4月~5月、雌雄異株、
刺があり繁茂したところに、猿が引っかかって捕まってしまうことから。
葉の展開と同時に葉腋から散形花序をだし、淡黄緑色の小さな花を多数つける。
花被片は6個、長さ約4mmの長楕円形で、上部はそり返る。
雄花の雄しべは6個。雄花の雌しべと雌花の仮雄しべは共に退化し、殆ど目立たない。
雄花
4月の始めに撮ったもので、雌株を撮ってからと思って忘れていましたので雄花のみ。
▼テイカカズラ(定家葛)
キョウチクトウ科テイカカズラ属、つる性常緑低木、有毒植物、花期:5月~6月、
白い花を付ける、花は芳香があり、白色から淡黄色に変化する。
キョウチクトウ科テイカカズラ属、つる性常緑低木、有毒植物、花期:5月~6月、
白い花を付ける、花は芳香があり、白色から淡黄色に変化する。
▼スイカズラ(吸葛) 別名:キンギンカ(金銀花)、ニンドウ(忍冬)
スイカズラ科スイカズラ属、半常緑もしくは常緑つる性植物、花期:5月~6月、
甘い香りのする白い花を咲かせる日本原種の植物です。
花や実は生薬に利用される、果実は液果です。
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