
江戸時代に生きる、材木屋の跡取り娘お峰と、婿養子の甚三郎。
「火事と喧嘩は江戸の華」と言われた時代の江戸っ子の心意気、微笑ましい若夫婦の会話、叔母との確執や芝居見物での騒動、豪華絢爛な衣装合わせ・・・
様々な場面展開がテンポ良く、とても面白い一冊

真面目な商いを通してきた真砂屋が、時代の波に逆らって、商売は先細り・・・潰れてしまいそうなところを、お峰が立ち上がって建て直す



先の読めない展開にドキドキしながら読み進むと、ラストで納得

しっかりと芯の通った頭の良い若夫婦は、きっと二人で幸せに暮らしたことでしょう・・・
