二股口古戦場


新政府軍の進軍を阻止すべく、土方歳三は二股口に出陣した。
明治2年4月13日、銃撃戦開始。土方軍は、日没後も相手の銃口の火を目印に打ち続けた。壮絶な銃撃戦は翌朝まで続き、兵力も武力も上回っていたはずの新政府軍は後退していく。
その後、23日から25日にかけて再度銃撃戦を展開、土方軍は300名、新政府軍はその2倍とも3倍とも言われたが、土方軍は銃身を水で冷やしながら戦い、ついに敗れることはなかった。
しかしながら、松前口・木古内口の旧幕府軍が敗れると、土方軍は背後をとられる恐れから、やむをえず五稜郭に撤退することになるのである。

発見難易度 ★★★★☆
上の写真は二股口古戦場「入口」です。ここから山道を入ると、土方軍が作った塹壕の跡に辿りつきます。なお、この付近はクマが出没する危険地帯なので、山道に入る際は、ホイッスルを鳴らしながら行くことをお勧めします。
また、古戦場西方には、新政府軍陣地(下の写真左)もありました。

 
新政府軍陣地          二股口での攻防(ジオラマ)



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