ここ数日 バタバタとした日を過ごしていました。47歳という年齢で成人前の子供を残して天に召された親戚のY子さん 13年の闘病生活をほとんど子育てと並行して頑張っていました。もうすっかり治ったものと思っていたのに・・・。思春期真っ盛りの下のお子さんの事がどんなにか心配だったでしょう。
こんなに早く逝ってしまうと思わなかった夫Rさんは その妹Nちゃんに詳しい事を話せずにいたそうです。でも 塾に行っていて間に合わなかったNちゃんは「なんで 教えてくれなかったの! お母さんにもっと聞きたい事があったのに!!」とお父さんに言っていたそうです。
妻を思う夫の気持ち 子供を思う父親の気持ち それぞれの思いでこの年月を過ごしてきたとき Rさんは妻にも子供にも詳しい事は話さない事を選択したそうです。家族でなければわからない家族の気持ち・・・ そうやって自分の中でじっとこらえてきて よかれと思ってとった行動でも こうしてあげればよかったと後悔してしまう様な結果になることだってあります。でも いままで夫婦で頑張ってきたことです 色々な後からの思いに押しつぶされず 頑張って欲しいと思います。
話は少し変りますが 若くして亡くなった方の祭壇らしく 明るく綺麗なお花が飾られていましたが よくみているとなんだか少し違和感が・・・。仏式でもある程度明るい花は最近使われるようになって それはいいのですが 花を扱うプロとしてこれは 注意してほしい事がありました。故人の遺志でしたら別ですが 仏式ではトゲのある花は飾らないのです。私自身その事が全国的 全宗派での事かわかってはいないのですが とげのある花を飾る事を忌み嫌う人もいるんです。色としてはソフトで結婚式に飾るような優しい色味のバラ 教会などでは全然問題なくても 仏式なんですからバラだけは避けた方がよかったのではと思いました。
以前 お花の先生が 海外の習慣の違いから 教会での葬儀に日本式に真っ白な花を飾っていて結婚式と間違いやすい。と話されていた事を思い出しました。 習慣の違いって思わぬ誤解を招く事も 仕事としている人は十分な注意が必要ですね。