今朝(2021年2月12日)知ったのですが、ジャズ・ピアノ奏者のチック・コリア氏が今月9日に亡くなりました。79歳だったとのことです。時事通信社が報じています。
彼の名で思い浮かぶのは、あのアランフェス協奏曲を取り入れている名曲「スペイン」であり、ベースのスタンリー・クラーク氏などと組んだバンドの「リターン・トゥ・フォーエヴァー」です。私は、彼のアルバムを2枚しか持っていません。1970年代のジャズ・フュージョンの流れを決定づけた「リターン・トゥ・フォーエヴァー」と「ライト・アズ・ア・フェザー」です(「スペイン」は「ライト・アズ・ア・フェザー」に収録されています)。最近ではYouTubeで「ノー・ミステリー」や「浪漫の騎士」などをよく聴いていました。また、期間は短かったのですがマイルス・デイヴィス・バンドに入っていた時期もあり、何枚かのアルバムで聴けます。私が高校生の頃であったか、NHKテレビでチック・コリア氏とキース・ジャレット氏のデュオでモーツァルトの協奏曲などが演奏されたコンサートの様子を見ていました。
ピアノはもちろんシンセサイザーなども演奏し、幅広く活躍したチック・コリア氏ですが、死因は明確にされていないものの、珍しい型の癌に冒されていたとのことです。
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