ひろば 川崎高津公法研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

梶が谷保線区

2024年02月01日 00時00分00秒 | 写真

東急田園都市線の梶が谷駅(DT11)の構内、1番線のすぐそばに、梶が谷保線区があります。以前にも取り上げたことがありますが、今回は保線区に常駐している車両の写真です。

 奥にUltrasonic Search Trolleyと書かれている車両が置かれています。超音波レール探傷車です。東急電鉄のサイトでは「夜間作業時間帯(終電後~始発まで)に当社鉄道線を走行し、レールの内部に発生した傷を超音波によって検知する保守用車で、レール折損などの事故を未然に防ぎます」と紹介されています。右側に東急のマスコット「のるるん」が飾られています。2023年4月から使用されているとのことですが、私も作業中の様子を見たことはありません。

 モーターカーと貨車です。バラストやレールを運ぶのでしょう。モーターカーの運転台の屋根にはクレーンが装備されています。東急電鉄のサイトでは「1台のモーターカーで85トンを牽引する能力があり、重い物を運ぶ場合は、2台繋げて運ぶこともできます」と書かれています。

 保線の様子を見ることはなかなかないし、時間帯からしても難しいのですが、こうした車両を使った保線作業があってこそ、我々が安心して鉄道を利用することができる訳です。


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