ひろば 川崎高津公法研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

2024年もよろしくお願い申し上げます

2024年01月01日 01時15分00秒 | 日記・エッセイ・コラム
 Prosit Neujahr!!

 あけましておめでとうございます。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

 2023年12月31日は、うちで仕事をしたりしながら、Eテレでベートーヴェンの、うちのMacBook Proでマーラーの、いずれも交響曲第9番を聴いていました。山田一雄指揮、新日本フィルハーモニー交響楽団の演奏によるCDを入手して、それを聴いていたのです。

 そして、2032年12月31日の23時30分から、東急ジルヴェスター・コンサートの生中継を見て年越しをしました。今回は小林研一郎さんの指揮で、実に13年ぶりのことでした(4回も登場されているので、これほどの長い時間があったものとは思っていなかったのました)。カウントダウンの前、放送開始直後に笛田博昭さん(テノール)による、プッチーニと言えば「トゥーランドット」の中の「誰も寝てはならぬ」、今年に入ってからの「カタリ」のいずれも「ああいう声がいいな」と思える歌でした。最近話題のヴァイオリニストの一人、周防亮介さんの演奏を初めて聴きましたが、何となく、室内楽のほうに合っているのかなという印象を受けました。例えばフランクのヴァイオリン・ソナタを聴いてみたいと思ったのです。

 以前にも書きましたが、東急ジルヴェスター・コンサートの良いところは、新年早々の演奏曲目にあります。今回は、松田華音さんがソロイストになってのグリーグのピアノ協奏曲第1楽章を、新年早々に聴けたのでした。また、ブラームスのハンガリー舞曲と言えば第5番が有名ですが、今回の演奏ほど速度が極端に変わるものもあまりないでしょう(それだけに驚きました)。

 カウントダウンはチャイコフスキーの交響曲第5番第4楽章でした。前に「少々疑問もあります」と書きましたが、改めて聴いて「そうか、なるほど」と思わされました。この交響曲は第1楽章の第1主題がどの楽章にも何回も、形を変えたりしながら登場することで有名ですが、第4楽章では行進曲のようにホ長調で登場します。実はそれが序奏であり、しばらくするとホ短調に変わります。変化の激しい曲ですが、最後はまたホ長調で、第1楽章の第1主題の長調版が演奏され、締めくくられます。何となくですが、2023年という年を象徴するような感じもしたのです。

 2024年はどういう年になるのかわかりませんが、良いものになるようにしたいと考えています。


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