ひろば 研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

フタコエール 

2019年12月23日 23時56分55秒 | 日記・エッセイ・コラム

 二子玉川駅の構内にブックファーストがありましたが、そこに東急ストアフードステーションミニ二子玉川駅構内店があります。11月27日にオープンしたところですが、小さいながらなかなか面白い店です。

 その店に、私が好きなビールのエルディンガー(ドイツ)と、夫婦で好きなビールのブドバー(チェコ。元はと言えば、私がたまプラーザか梶が谷で、学部生時代以来、何十年ぶりかで見つけたもの)があるのですが、21日の夜に妻と一緒に寄ってみたところ、フタコエールという見慣れないものがあったので、買ってみました。

 ふたこ麦種公社という、玉川三丁目にある会社の製品で、どういう訳か東急ストア二子玉川ライズ店や成城石井二子玉川東急フードショー店では見かけなかったものです。

 かなり前から地ビールが首都圏のあちらこちらで売られていて、私も何種類かを買って飲みましたが、このフタコエールは我が川崎市高津区の地ビール、ブリマーブルーイングのペールエールとゴールデンエール(残念ながら、私の知る限りでは溝口でしか見かけません)に匹敵するほどに美味いと思いました。地ビールで繰り返し購入するのはブリマーブルーイングのビールだけなのです。

 このフタコエールは、少々濃い味なのですがスッキリして飲みやすいのです。ともすれば矛盾する表現ですが、そうでないところがビールの面白さでしょう。ドイツやチェコからの輸入ビールではこの表現に合うものを見つけることができますが(逆がベルギービールです。私の経験上ですが)、日本の大手酒造会社のビールではほとんど忘れられているのではないでしょうか(ドライ系がもてはやされた日本では、発泡酒、第三のビールに直行するのも当然と思われますが、売れなくなるのも当然というところでしょう)。

 値段は高いのですが、これだけ美味しければまた買ってみようと思っています。田園都市線や大井町線を利用する私にとっては、二子玉川駅は寄りやすいところです。

 それにしても、多摩川の両岸の世田谷区と川崎市高津区で美味い地ビールが製造されるようになったのは、地元民にとっても驚きです。


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