ひろば 研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

都営三田線途中下車(8) 蓮根駅

2020年07月22日 00時16分50秒 | まち歩き

 今回は、2006年3月6日から同月20日まで「待合室」の第159回「都営三田線途中下車(8) 蓮根駅」として掲載した記事の再掲載です。文章の一部を修正しました(内容を変えない範囲です)。なお、写真は全て2006年2月5日に撮影したものです。

 

 私は、2004年4月から2010年4月上旬まで、大東文化大学の板橋校舎に行く時、いつも東急目黒線を使っていました。目黒からは東京メトロ南北線と都営三田線の両方に直通するのですが、私は都営三田線を使います。そのまま乗ると、志村坂上を発車してすぐに地上に出てきます。そして、志村三丁目を出て右へ大きくカーブすると、蓮根に到着します。大東文化大学の最寄り駅はその次の西台ですが、実は蓮根駅からでも校舎が見えます。そこで、時々、気分転換に、蓮根で降りて歩くのです。

 この駅付近を通るときにいつも思うのですが、都営三田線の志村坂上から西台にかけて、実に不自然なルートになっています。地図を御覧いただければおわかりでしょう。志村坂上から志村三丁目までは左に大きなカーブ、志村三丁目から蓮根までは右に大きなカーブ、そして蓮根を発車するとすぐに左へ急カーブ、という具合です。どうしてこんなルートになったのか、御存知の方はお知らせ下さい。

 上の写真は、蓮根駅を降りて東側、板橋区坂下のほうに出ています。反対側、つまり西側が蓮根です。

 駅前です。交差点を左に行けば西台駅のそばに出られ、さらに高島平に行けます。実は、私が生まれ育った環境のせいか、東京でも板橋区や練馬区の道路状況は全くと言ってよいほど知りません。世田谷区の田園都市線より東側、目黒区、渋谷区、港区あたりであれば、知らない道があっても勘で大体何処へ出られるかわかりますが、板橋区などでは全く勘が働きません。

蓮根駅の西側に出たら、すぐに八百屋があります。この日は白菜が100円で売られていました。

 後に出ますが、蓮根駅前の商店街は、歩いていると懐かしい雰囲気を味わえたりします。御覧のように道幅が狭いのですが、いかにも東京の商店街という感じがします。 ここから武蔵小杉や日吉まで出られるとは思えないのですが。

西口から西へ、大東文化大学を目指して歩きます。この道をまっすぐ進めば、高島平一丁目のほうに出られます。日曜日の午前中、非常に静かな通りです。

 蓮根団地のほうです。これは西台駅のほうまで続いています。タイミングがよければ、三田線を見ることができるはずです。反対側に歩くと植村冒険館に行けるのですが、 私はまだ行ったことがありません。

 南側に歩いてみました。閉まっているお店が多いのですが、これは曜日と時間のためでしょうか。まっすぐ歩けば、首都高速5号線の中台インターチェンジ付近に出られるはずです。

 蓮根駅前の商店街は不思議なところで、上のようなゲームを置く店がいくつかあります。私が小学生の頃は、それこそ川崎市内にも至る所にありました。駄菓子屋などで見かけた、あるいは遊んだという方が多いでしょう。たしか、テレビゲームの普及とともに減少したはずで、今では見かけることが少なくなりました。

 左側のゲームは、10円を入れ、スタートから、手打ちのパチンコのレバーで10円を打つものです。見事にゴールまで打ち続ければ景品が出てきます。この店では「カーレース」になっていますが、蓮根駅前の別の店では東名高速か何かのヴァージョンでした。新幹線ヴァージョンもありました。右のゲームも似たようなものではないかと思いますが、よくわかりません。

 懐かしかったので、もう1枚撮影しました。よく見ると、「カーレース」と言いながら東名高速と名神高速が登場しています。こういうゲームは、おそらく、デパートやスーパーマーケットのゲームコーナーでも見かけられなくなっているはずです。

 この後、高島平一丁目に出て、大学の研究室に行きました。日曜日でしたが、仕事だったのです。

 さて、次はどこへ行こうか、どこで降りようか、などと考えています。 途中下車は楽しいものです。街を歩いているとちょっとした、でも意外な発見があったりしますから。


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