先月注文して、かなり待たされましたが、買った(待った)甲斐がありました。このところ気になっているダスティン・オハロランの2011年のアルバム「ルミエール」です。
このCDに収録されているWe Move LightlyをYou Tubeで聴いて気に入ってしまい、渡辺香津美さんの新譜と一緒に注文したのでした。いわゆるニューエイジ系の作品ですが、美しく、落ち着く作品です。妻がすぐに気に入りました。
ダスティン・オハロランはピアノの他、シンセサイザーなども演奏していますし、エレクトリカの範疇に入るサウンドも聴けるのですが、弦楽四重奏(この中には日本人のヴァイオリニストも参加しています)の入るタイミングが絶妙ですし、温かみと冷たさ、明るさと暗さを巧みに表現していると思われます。影のある響き、と記せばよいのかもしれません。今の音楽にはあまりない良さがあるのです。
日本盤としては発売されていないようで、そのためもあって入手が難しいようですが、先に記したようにYou Tubeで聴くことができますので、おすすめしておきましょう。
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