福島県相馬市の県立相馬高校の女子生徒たちがつくった演劇
「今伝えたいこと(仮)」
日曜日の東京新聞に紹介されていた。
舞台は、震災から1年過ぎた福島県浜通りの高校。
たわいの無い話から、徐々地震・津波・原発事故へと繋がっていく。
そして、その夜、一番元気に見えた少女が自殺した…
脚本・演出・主演は全て、中学校卒業式の日に、東日本大震災に遭った6人の少女たちである。
台詞を一部。
「復興、復興って言うけど、相馬とかその周りとか、全然復興してなくない?」
「電車も復旧してないし、道路整備も遅れているし」
「もしもまた原発でトラブルがあったら?私たち今度こそ非難しなきゃいけなくなるよ」
「将来子どもができたときに障害があったら、私たちのせいにされるの?」
「お願いです。私たちの話を聞いてください」
少女たちは、「被災体験話は地雷」と話す。
「(高校に)入学してすぐ『地デジ買いたいね』と話していたとき、友達が『うちテレビ買ったよ』と言ったことがあった。『え~すごいじゃん』って言ったら『家財道具全部、買い直したんだ』。あ、ごめん、地雷踏んじゃったと思う。」
日常の何気ないひとことが、相手の震災体験に触れてしまう。「地雷」だ。
このタイトルに(仮)がはいっているのは、伝えたいことは変わっていくという思いからとのこと。
高校の演劇をなめてはいけない。意外とレベルが高い。
少女たちの言葉。
「福島原発の事故の検証もしないで(大飯原発を)動かすなんて、事故を忘れているんじゃないかと思う」
「次に爆発したらもう住めない。また遠くに引っ越さなきゃいけない。こんな状況で原発を再稼動なんかして、何を考えているのか分からない」
稼動させたい方々。どのようにお考えになりますでしょうか?
福島を訪れて欲しい。
そして、人びとと話をしてみて欲しい。
どんな思いを抱えているのか、知ってほしいと思う。
海水浴が始まったいわき市でも、あまり変わっていない。
少女たちは、フツーの会話ですら「あ、ごめん」と思うことが多々あるのだ。
そんな状況で生活していることの重さ。
脚本が出版されて、DVDが発売されたら、じっくりと鑑賞したい。
「今伝えたいこと(仮)」
日曜日の東京新聞に紹介されていた。
舞台は、震災から1年過ぎた福島県浜通りの高校。
たわいの無い話から、徐々地震・津波・原発事故へと繋がっていく。
そして、その夜、一番元気に見えた少女が自殺した…
脚本・演出・主演は全て、中学校卒業式の日に、東日本大震災に遭った6人の少女たちである。
台詞を一部。
「復興、復興って言うけど、相馬とかその周りとか、全然復興してなくない?」
「電車も復旧してないし、道路整備も遅れているし」
「もしもまた原発でトラブルがあったら?私たち今度こそ非難しなきゃいけなくなるよ」
「将来子どもができたときに障害があったら、私たちのせいにされるの?」
「お願いです。私たちの話を聞いてください」
少女たちは、「被災体験話は地雷」と話す。
「(高校に)入学してすぐ『地デジ買いたいね』と話していたとき、友達が『うちテレビ買ったよ』と言ったことがあった。『え~すごいじゃん』って言ったら『家財道具全部、買い直したんだ』。あ、ごめん、地雷踏んじゃったと思う。」
日常の何気ないひとことが、相手の震災体験に触れてしまう。「地雷」だ。
このタイトルに(仮)がはいっているのは、伝えたいことは変わっていくという思いからとのこと。
高校の演劇をなめてはいけない。意外とレベルが高い。
少女たちの言葉。
「福島原発の事故の検証もしないで(大飯原発を)動かすなんて、事故を忘れているんじゃないかと思う」
「次に爆発したらもう住めない。また遠くに引っ越さなきゃいけない。こんな状況で原発を再稼動なんかして、何を考えているのか分からない」
稼動させたい方々。どのようにお考えになりますでしょうか?
福島を訪れて欲しい。
そして、人びとと話をしてみて欲しい。
どんな思いを抱えているのか、知ってほしいと思う。
海水浴が始まったいわき市でも、あまり変わっていない。
少女たちは、フツーの会話ですら「あ、ごめん」と思うことが多々あるのだ。
そんな状況で生活していることの重さ。
脚本が出版されて、DVDが発売されたら、じっくりと鑑賞したい。