静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

弥重@びっくりの

2023年05月12日 07時17分07秒 | 静岡かけそば放浪記

弥重@びっくりの

 

  今日のランチはおそばにしよう。
そう決めて自転車でやってきたのは竜南の「弥重」さんです。
こちらのお店には何回か通っていますが、不思議なことにいただくものは毎回ラーメンでした。
そこで今回は久しぶりにおそばを食べようとやってきたわけです。

 平日の午前11時を少し過ぎた時間にお店に着きました。
開店早々ですから大丈夫だと思っていると、お店の前にはすでに何台も車が停められていました。
これはまさかと思って、急いでお店に入ります。
お店の前では顔なじみのタヌキ君が出迎えてくれました。

 

 そしてお店に入るとびっくりしました。
六脚あるテーブルはすべて先客で埋まっています。
さらには小上がりにも一人入っているという大盛況でした。
これが開店してわずか5分という時間ですから信じられません。

 私は一番手前のテーブルで、年配男性がお一人座っているところに相席で失礼させていただきます。
すぐにお茶が出て、注文を告げます。
「かけそばお願いします」
「お時間が掛かりますが、申し訳ありません」

 店内を見るとまだ一つも料理が出てきていませんから、私の番になるのは相当後ですね。
これは弱りましたが、まあこれは待つしかありません。
奥の本棚から「アカギ」の漫画本を持ってきて、それを読みながら時間をつぶします。
すると、しばらくしてもう一人の年配客が、何も言わずに私の横の席に座りました。

 店員さんと話しているのを聞くと、その方はどうも足が不自由な様子でした。
しかしこのテーブルだけ見ず知らずの三人客とは食べづらそうだ。
さすがに店員さんもそれを察して、一番最初に座っていたこれも年配の男性に空いている小上がり席を勧めました。
そこで私も席を立って、向かい側の椅子に移動しました。

 待っていると徐々に出来上がったお蕎麦が出てきます。
皆さん常連さんが多いようで、あれこれと細かい注文を付けていました。
これは店員さんも大変そうです。
そしてほとんどの方がセット物の注文ですから、時間もかかりますね。

 

 しかし待つこと25分ほどで、ついに私のかけそばが出てきました。
あれ、これはネギが山盛りだ。
なんと、かけそばの隣にあるのは山盛りのネギでした。
まさかこれを全部入れろというわけではないでしょうが、それにしても多すぎないでしょうか。

 

 まずは一味唐辛子を掛けます。
そしてねぎを散らしますが、私はそれほどネギが好きなタイプではないので、普通盛りです。
こんな感じでネギを盛っていただきました。
ではかけそばをいただきましょう。

 

 まずはおそばですが、普通に美味しいおそばです。
のど越しもいいし、食べやすいですね。
そして汁もきちんとしていて旨い。
さらにはそばの量もけっこう多めになっています。

 

 この美味しいかけそばがなんと税込みで470円といいますから信じられません。
どこのお店も値上げの連続ですが、こちらのお店はいまだに価格据え置きでした。
メニューを載せますが、なんとラーメンは数年前と同じで420円となっています。
セットにしても千円以下という設定は立派ですね。

 

 しかし不思議なのはなぜ開店一番がこれほど混むのかということです。
午前11時がそれほど遅いとは思いませんが、皆さん一番乗りがお好きなようですね。
ちなみに11時半ぐらいまではそれほどお客さんは入りませんでした。
私は美味しいかけそばを食べ終わって、そのままお会計をします。

 千円札で530円のお釣りをいただきます。
美味しく量もたっぷりあるかけそばが今どきワンコイン以下で食べられるとは、幸せですね。
今度はお昼ごろに来てみようかな。
しかしお店の外に出ると通りには一台の車が停まっていました。

 

 そうか駐車場が一杯なんで、空くのを待っているのか。
最近は静岡市内のお蕎麦屋さんも少なくなっているので、そのぶんお客さんが集中しているのかもしれません。
私は停めておいた自転車に乗って、帰路につきます。
ごちそうさまでした。


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