静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

蕎麦処渥美@音羽町

2023年03月23日 07時07分55秒 | 静岡かけそば放浪記

蕎麦処渥美@音羽町

 

 

 今日のランチは久しぶりにおそばにしよう。
そう決めてやってきたのは清水公園の前にあるお店、「渥美」さんです。
こちらのお店は以前から気になっていたんですが、今日が初めての訪問になります。
開店時間は午前11時半でその数分前にお店に着きましたが、すでに開店されていました。

 

 中に入るとすでに年配男性の先客さんがカウンターに座っていました。
私もカウンターの端に座ろうとしますが、店員さんが奥のテーブル席を勧めてくれました。
お店は店主らしい中年男性と年配の女性という二人でしたが、親子なのかもしれません。
まずは温かいお茶にメニューが出されます。

 

 かけそばは750円になっていましたが、お値段を書き直してあったのでたぶん最近値上げをされたんだと思います。
しかしどこのお店も皆さん値上げラッシュで苦しいものですね。
注文したのは、もちろんかけそばです。
そしてこれに下に書いてあった250円のランチセットをつけました。

 

 合わせてちょうどぴったり千円になります。
厨房に注文の声が伝えられて、そばが作られていきます。
そのお蕎麦が思ったよりも早く出てきました。
しかも先客さんよりも先にです。

 

 あれ、ひょっとしたらその方はお客さんではなかったのかもしれません。
出てきたのは色とりどりなセットでした。
まずはメインのかけそばです。
こじんまりとした丼に入っているかけそばで、三つ葉があしらわれていました。

 

 そしてランチセットのご飯です。
これは鯛めしだと書かれていました。
鯛の出汁で炊き込んだご飯で、わずかながら鯛の身も入っていました。
ノリが散らしてあるのは嬉しいですね。

 

 そしてお惣菜ですが、これが菜の花のからし漬けです。
まさに季節のもので、これには感激しました。
しかも新鮮で瑞々しい菜の花でした。
気分はもうすっかり春になりましたね。

 

 そのお隣にあるお漬物は蕪の梅肉漬けとキュウリ漬けでした。
これも大振りで美味しい口直しになります。
見栄えも良いし、なかなか楽しめるセットですね。
まずは薬味のネギを入れ、さらに一味も振りかけてお蕎麦からいただきます。

 

 うん、お蕎麦はきちんとしたのど越しの良い蕎麦です。
そしてお汁もきちんとした出汁が感じられて美味しいものでした。
基本に忠実なしっかりとしたかけそばですね。
久しぶりのお蕎麦なのでそう感じたのかもしれませんが、このお店はなかなかいいお蕎麦を出しますね。

 そして出汁がしっかりしているので普段よりも多めにお汁を飲んでしまいました。
この丼ですから最初は量が少ないのかとも思いましたが、量もきちんとあります。
そしてお蕎麦の合間に食べる鯛めしがまた絶品でした。
これはそばの汁によく合います。

 そしてひときわ目立つのが菜の花のからし和えです。
このほのかな苦みがなんとも言えません。
春のわびとさびが同時にやってきたようなものです。
すると途中でおかみさんが蕎麦湯とデザートを持ってきてくれました。

 

 まあ、私は蕎麦湯は使いませんが、デザートは嬉しいですね。
普段は甘いものを食べない私ですが、有り難くいただきました。
お店はゆったりとしていて結局最後まで他にお客さんは入りませんでした。
美味しく食べ終わってお会計です。

 

 ぴったり千円をお支払してお店を後にしました。
ごちそうさまです。

 


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