田代田の酒場日記

月夜に釜をぬくは難解でんな。男漁りという学説もある。犬の棒もここら当たりでは不慮のできごと 関東以北は幸運の棒。 

このところスズメと戯れている〜

2024年06月13日 | Weblog
2024年6月13日
非正規洗濯パート職員あわあわ日記
夏めくやラインあの世とつながらず

むむむ。つなげて交信したいひとがいる。父は戦死しているが顔も知らぬ父とは交信のしようがない。22歳で自死した桑原千春さんと交信したい。あたしゃもう83歳だから会うのはいささか抵抗がある。記憶の中の千春さんは高校生で一重瞼だった。あとで知ったのだが自死したころ悪い仲間とともに箱根をドライブしていて海岸で拾った同世代のおんなのこといちゃついていた車から、外に出たらホタルがすうっと飛んでいくのを見たのだった。
その時は何とも思わなかったが箱根の山ん中でホタルが飛ぶか。

お盆でここ郷里に戻った時尋ねに赴いた千春さんの実家で亡くなっていたことを知ったのだった。このとき千春さんからは長い手紙をもらっていたのだ。捨てずにまだ持っているはずだけんどコワくてひろげられない。
あろうことかの手紙は転送を繰り返し付箋が何枚もついて職場に届いたのだった。このあいだに千春さんは自死していのだった。四国のいいなずけの家での食事で食あたりで亡くなったと聞いたが、あたしか返事を出していれば状況は変わっていたのかもしれない。たんなるうぬぼれと自意識過剰の所作ではあるが悔いても悔やみきれない。彷徨った一通の手紙は彷徨ってないでさっさと千春さんのもとへ戻るべきだったのだ。

世の中には得てして奇妙な現実に戸惑うことがある。
聞きおよび墓前には幾度も出向いたが墓はピクリとも動くことはなかった。

戯れて狭き庭にスズメがたくさん飛来する。もしかするとこの雀の中に千春さんがいるのかもしれない。今日も工夫を凝らしてあれやこれスズメの餌付けをしている。

今日は画像の取り込みが拒否されているなあ。コノヤロー。
クソ、

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